2月になった ようだ ― 2021年02月05日 12:41
どうにもコロナが終わりそうもないが、ワクチン接種の体制ができつつあるのは光明だろうか。
しかし、すぐそばの小学校では、コロナによる学級閉鎖が行われているとか。よせよ!
またしばらく、近くのスーパーマーケットにはいかないでおくしかないかもしれない。
しかし寒い。何とかならないかね。まぁもうすぐ冬も終わるだろうけど。
ところでワクチンだが、
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社は先日、同社が開発したワクチン候補が、1回の接種でCOVID-19に対し強力な予防効果を発揮したというデータを公表した。
接種者の発症を予防する割合である有効率は全体で66%で、重症疾患の予防効果は85%にのぼるという。
日本では2020年9月から治験を実施中。
ただし、留意すべき点が2つある。このワクチン候補の有効率は72%(米国内)であり、ファイザー・ビオンテック社およびモデルナ社の2回接種ワクチンの有効率95%には及ばない。
また、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン候補は、南アフリカの治験では有効率がわずか57%と、免疫を付与する効果が低かった。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン候補は、早ければ2月の第一週にも米食品医薬品局(FDA)による緊急使用承認のための審査にかけられるとみられている。
承認されれば、1回の接種で済むこのワクチンは、散漫で進行が遅いとこれまで批判されてきたCOVID-19ワクチン投与作戦を効率的に進めるきっかけになるだろうと専門家は言う。
現状、ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンは、数週間の間隔を空けて2回接種しなければならない。
まあしかし、1回目でも70%以上の免疫効果があると、先日報じられているが。
単回投与(1回接種)であるこのワクチンは、状況を大きく変えるゲームチェンジャーになる可能性がある。
このワクチンの方が運用が簡単で、2回接種の場合は、人々に2回目の投与のためにもう一度足を運んでもらわなければならないし、また単回投与のワクチンは製造も簡単。半分の量で済む。
また、ワクチンが冷蔵庫で3カ月間保存できれば、医療機関や地域にとって、調達はより簡単になる。現在、ファイザー・ビオンテックのワクチンはマイナス70℃以下で保管しなければならず、2~8°Cの冷蔵庫内で効果が保たれるのは5日間に限られる。
そして、モデルナのワクチンはマイナス20℃で輸送する必要があり、2~8°Cでの保存可能期間は30日間だ。
多くの診療所では、冷凍はできなくとも冷蔵設備はある。冷蔵庫で保存できれば、ワクチンを接種できる地域が広がる。
結局のところ、最も重要なのは利便性ということになるのかもしれない。1回接種方式がワクチンの接種率を向上させるかもしれない。「1度の投与であるというその事実によって、進んで接種を受けるだろう。2回よりも1回の方が簡単だから。
保健当局者はさらに難しい決断を迫られる。手軽に接種できる一方で予防効果の低いワクチンと、利用可能なほかの2つのワクチンとを天秤にかけなければならないからだ。
有効率が低いとされるジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンだが、希望の持てる調査結果もある。
同社のワクチンは、冒頭で述べたように世界中で重症化予防に85%の効果を発揮し、ワクチン接種を受けた人の中で入院した人は一人もいなかった。さらに同社は、6月末までに1億回分のワクチンを生産できるだろうと述べている。
とにかくどうするかを早くはっきりさせてもらいたいものだ。うちにも94歳の年寄りがいて、どこで、いつ、ワクチンを接種させるか、悩みは果てしない。
じゃんじゃん。
しかし、すぐそばの小学校では、コロナによる学級閉鎖が行われているとか。よせよ!
またしばらく、近くのスーパーマーケットにはいかないでおくしかないかもしれない。
しかし寒い。何とかならないかね。まぁもうすぐ冬も終わるだろうけど。
ところでワクチンだが、
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社は先日、同社が開発したワクチン候補が、1回の接種でCOVID-19に対し強力な予防効果を発揮したというデータを公表した。
接種者の発症を予防する割合である有効率は全体で66%で、重症疾患の予防効果は85%にのぼるという。
日本では2020年9月から治験を実施中。
ただし、留意すべき点が2つある。このワクチン候補の有効率は72%(米国内)であり、ファイザー・ビオンテック社およびモデルナ社の2回接種ワクチンの有効率95%には及ばない。
また、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン候補は、南アフリカの治験では有効率がわずか57%と、免疫を付与する効果が低かった。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン候補は、早ければ2月の第一週にも米食品医薬品局(FDA)による緊急使用承認のための審査にかけられるとみられている。
承認されれば、1回の接種で済むこのワクチンは、散漫で進行が遅いとこれまで批判されてきたCOVID-19ワクチン投与作戦を効率的に進めるきっかけになるだろうと専門家は言う。
現状、ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンは、数週間の間隔を空けて2回接種しなければならない。
まあしかし、1回目でも70%以上の免疫効果があると、先日報じられているが。
単回投与(1回接種)であるこのワクチンは、状況を大きく変えるゲームチェンジャーになる可能性がある。
このワクチンの方が運用が簡単で、2回接種の場合は、人々に2回目の投与のためにもう一度足を運んでもらわなければならないし、また単回投与のワクチンは製造も簡単。半分の量で済む。
また、ワクチンが冷蔵庫で3カ月間保存できれば、医療機関や地域にとって、調達はより簡単になる。現在、ファイザー・ビオンテックのワクチンはマイナス70℃以下で保管しなければならず、2~8°Cの冷蔵庫内で効果が保たれるのは5日間に限られる。
そして、モデルナのワクチンはマイナス20℃で輸送する必要があり、2~8°Cでの保存可能期間は30日間だ。
多くの診療所では、冷凍はできなくとも冷蔵設備はある。冷蔵庫で保存できれば、ワクチンを接種できる地域が広がる。
結局のところ、最も重要なのは利便性ということになるのかもしれない。1回接種方式がワクチンの接種率を向上させるかもしれない。「1度の投与であるというその事実によって、進んで接種を受けるだろう。2回よりも1回の方が簡単だから。
保健当局者はさらに難しい決断を迫られる。手軽に接種できる一方で予防効果の低いワクチンと、利用可能なほかの2つのワクチンとを天秤にかけなければならないからだ。
有効率が低いとされるジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンだが、希望の持てる調査結果もある。
同社のワクチンは、冒頭で述べたように世界中で重症化予防に85%の効果を発揮し、ワクチン接種を受けた人の中で入院した人は一人もいなかった。さらに同社は、6月末までに1億回分のワクチンを生産できるだろうと述べている。
とにかくどうするかを早くはっきりさせてもらいたいものだ。うちにも94歳の年寄りがいて、どこで、いつ、ワクチンを接種させるか、悩みは果てしない。
じゃんじゃん。
新型コロナの見通し ― 2021年02月08日 17:28
さてさて、いよいよワクチンが「来る」みたいだが、なんとも情けないことに、外国からしか手に入らないみたいだ。
これは食料と一緒で、日本国民の命が諸外国の事情の下で左右されるという、まったくみっともなく、安全保障もへったくれもない、自公の無策政治による結果であることは明白だ。
それで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今後の経緯として、長期的に見て最も可能性が高いのは、日常的な病気、つまりはただの風邪になるというものだ。
具体的には、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は世界の大半の地域において、人々の間に慢性的に発生し続ける「エンデミック」の状態となり、その一方で重症化するケースは減る。最終的には、すでに世界中で一般的な風邪の原因となっている4種類のヒトコロナウイルスと同じように、主に子どもが冬にかかる軽い風邪へと移行するのかもしれない。
しかし、こうした変化は一晩で起こるものではない。専門家によると、SARS-CoV-2のパンデミック後のシナリオに影響を与える主な要因は3つある。
ひとつ目は、人間がこのウイルスへの免疫をどの程度長く保持できるかということ。
ふたつ目は、このウイルスがどれほど速く進化するか。
みっつ目は、今回のパンデミックの間に、高齢者がどのくらい広く免疫をもつようになるか。
3つの要因の推移によって、パンデミック後、事態がほぼ進展しない停滞期が数年間にわたって続く可能性もある。つまり、ウイルスが進化を繰り返し、地域的な大流行が起こり、新しくアップデートされたワクチンの接種が複数回繰り返される、といった状態になるかもしれない。
このウイルスがどこかへ消えてなくなるものではないということを、理解しなければならないだろう。
「ただの風邪」になるまでの長い道のり
COVID-19の未来を左右する重要な要因の一つは、わたしたちの免疫だ。SARS-CoV-2を含め、病原体に対する免疫の働きは照明のスイッチのような「つくか」「つかないか」といった二択ではなく、むしろ光の強さを加減できる調光スイッチに似ている。人間の免疫系は、病原体をさまざまなレベルで防御できる。自分や他人への感染を必ずしも防ぎはしなくとも、症状が重症化するのを食い止めてくれることもある。
4種類のヒトコロナウイルスによる風邪がごく軽症で済むのは、おおむねそうした防御の効果だ。人間は平均3歳から5歳の間に、4種類のコロナウイルスすべてにさらされるという。
幼い時期での感染は、体のその後の免疫反応の基礎をつくる。自然な進化によってコロナウイルスの変異株が新たに発生しても、免疫系はコロナウイルスに対抗するうえで先手を打つことができる。
過去の研究からは、たとえコロナウイルスが体内に侵入することに成功しても、免疫によって重症化を防げることが明らかになっている。長期的には、新型コロナウイルスにおいてもこの点は同じだろう。
1月12日付けで学術誌「サイエンス」に発表されたその結果は、もしSARS-CoV-2がほかのコロナウイルスと同じように振る舞った場合、数年から数十年後には、軽度の症状を引き起こすウイルスに変化する可能性が高いことを示唆している。
パンデミックから軽い病気へのこうした移行がどう進むかは、しかし、SARS-CoV-2に対する免疫反応がどの程度持続するかによって変わってくる。研究者らは現在、ウイルスに対する体の「免疫記憶」の研究に力を入れている。
1月6日付けで「サイエンス」に掲載された研究によると、188人のCOVID-19患者の免疫反応を感染後5〜8カ月間にわたって追跡したところ、個人差はあるものの、患者のおよそ95%が測定可能なレベルの免疫反応を示したという。
事実、風邪の原因となるコロナウイルスの一つOC43は、1800年代に深刻な流行を引き起こした後で、徐々に、ありふれた軽い症状を引き起こす病原体の一つになっていった可能性がある。OC43の系統樹に基づいて推定したところ、人の体内に入ってきたのは19世紀後半、おそらくは1890年代前半ではないか。
このタイミングから考えて、OC43こそが1890年の「ロシアかぜ」の大流行を引き起こしたウイルスではないかと一部の研究者は考えている。このロシアかぜは神経症状の発生率が異常に高いことで知られており、同様の症状はCOVID-19にも見られる。
ウイルスの進化の機会を減らすワクチン
以前のコロナウイルスによる死者数は時間の経過とともに減少していったが、人とSARS-CoV-2とが比較的安全に共存できるようになるまでの道のりには、さまざまな障害があるかもしれない。特にウイルスの中期的な影響は、その進化の程度によって大きく変わるだろう。
SARS-CoV-2は新しく複製されるたびに、突然変異によってより効率的に人間に感染できるようになる可能性がある。
人間の免疫系は、重大な病気から体を守ってくれる一方で、ウイルスが人間の細胞にさらに効率的に結合できるよう、進化をうながすふるいのような役割も果たしている。今後数カ月から数年間のうちに、わたしたちの免疫系がこうした変化にどれだけついていけるのかが明らかになってゆくだろう。
また、SARS-CoV-2の新たな変異株によって、ワクチン接種の普及や、マスクの着用、社会的距離の確保といったその他の感染防止対策はより一層重要なものになる。ウイルスの拡散が抑えられるほど、進化の機会は少なくなるからだ。
変異株 VS ワクチン
現在のワクチンは、最初に英国で発見されたB.1.1.7系統のような変異株に対しても十分に効果を発揮し、多くの患者の重症化を防げると考えられている。ワクチンや自然感染は、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質のさまざまな部分を阻害する多様な抗体を作り出す。これはつまり、一度の変異だけでは、ウイルスが人間の免疫系をすり抜けられるようにはならないことを意味している。
ただし、将来的には変異によって、現在のワクチンに部分的に抵抗できる変異株が生まれるかもしれない。
これまでのところ、現在認可されているワクチンは、懸念されている大半の変異株に対して有効であると考えられている。
新しい変異株がもたらす脅威はほかにもある。B.1.1.7などの変異株は、初期のSARS-CoV-2よりも感染力が高いと考えられ、これが制御不能なほどに拡散すれば、より多くの人が重症となり、それによって世界中の医療システムが圧迫され、死者数もさらに増加する危険性がある。
研究者らは新規の変異株の動きに目を光らせている。将来的にワクチンを最新のものにアップデートすることが必要になった場合、現在認可されているmRNAワクチン(ファイザー・ビオンテックやモデルナ社製のものなど)であれば、約6週間という短期間でアップデートが可能だと言う。ただしこの見込みには、アップデートされたワクチンが受けなければならない規制当局による承認については考慮されていない。
今後、SARS-CoV-2への有効な対策を進めるためには、インフルエンザの変異株の収集、ゲノム配列の決定、研究などに用いられているものに等しい世界的な監視ネットワークが必要となるだろう。
ワクチンか、自然免疫か
専門家らは、パンデミック状態からの移行は、特に高齢者など新型コロナウイルスに対して弱い人々の間で免疫がどの程度広がるかにかかっていると考えている。若い人、特に子どもたちは、生涯にわたってウイルスにさらされることによってSARS-CoV-2への免疫を獲得していくだろう。すでに成人となった人たちはそうした恩恵にはあずかっていないため、免疫系はこのウイルスに対して脆弱なままとなる。
ウイルスの拡散スピードを遅らせるのに、人口全体の何割くらいが免疫を持てばよいのかは、将来的に登場する変異株の感染力によって変わってくる。それでも、SARS-CoV-2の初期の株の研究からは、パンデミックを収束させるためには、人口の少なくとも60~70%が免疫を持つ必要があることがわかっている。
いわゆる集団免疫を実現する方法は2つある。一つは大規模なワクチン接種、もう一つは自然感染だ。ただ、ウイルスの制御不能な蔓延には、世界中でさらに何万人もの患者の入院・死亡という恐ろしい代価が伴う。
もしワクチンを支持・推進しないのであれば、何人の高齢者を死なせたいのかを決めなければならなくなる。
世界保健機関(WHO)の推計によると、1月18日の週までに、COVID-19ワクチンは高所得国を中心に世界中で4000万回分が投与されている。かたやアフリカでは、ワクチンの提供を開始しているのはセーシェルとギニアの2カ国だけだ。そして低所得国のギニアでは、接種を受けたのは25人に過ぎない。
もし新型コロナウイルスが最終的に一般的な風邪と同じように蔓延した場合はしかし、ワクチンは永遠に必要なくなるかもしれない。
ただし、研究者らによる予測でさえも、不確かさという霧に阻まれて未来を見通すことはできない。再感染、感染経路、パンデミック後の健康被害、ウイルスの進化などの問題は、今後何年も、場合によっては何十年も続くだろう。
いやいや、いったいどうなるのか、果たして結果を見届けられるのか、はなはだ怪しい状況になってきたようだ。
じゃんじゃん。
これは食料と一緒で、日本国民の命が諸外国の事情の下で左右されるという、まったくみっともなく、安全保障もへったくれもない、自公の無策政治による結果であることは明白だ。
それで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今後の経緯として、長期的に見て最も可能性が高いのは、日常的な病気、つまりはただの風邪になるというものだ。
具体的には、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は世界の大半の地域において、人々の間に慢性的に発生し続ける「エンデミック」の状態となり、その一方で重症化するケースは減る。最終的には、すでに世界中で一般的な風邪の原因となっている4種類のヒトコロナウイルスと同じように、主に子どもが冬にかかる軽い風邪へと移行するのかもしれない。
しかし、こうした変化は一晩で起こるものではない。専門家によると、SARS-CoV-2のパンデミック後のシナリオに影響を与える主な要因は3つある。
ひとつ目は、人間がこのウイルスへの免疫をどの程度長く保持できるかということ。
ふたつ目は、このウイルスがどれほど速く進化するか。
みっつ目は、今回のパンデミックの間に、高齢者がどのくらい広く免疫をもつようになるか。
3つの要因の推移によって、パンデミック後、事態がほぼ進展しない停滞期が数年間にわたって続く可能性もある。つまり、ウイルスが進化を繰り返し、地域的な大流行が起こり、新しくアップデートされたワクチンの接種が複数回繰り返される、といった状態になるかもしれない。
このウイルスがどこかへ消えてなくなるものではないということを、理解しなければならないだろう。
「ただの風邪」になるまでの長い道のり
COVID-19の未来を左右する重要な要因の一つは、わたしたちの免疫だ。SARS-CoV-2を含め、病原体に対する免疫の働きは照明のスイッチのような「つくか」「つかないか」といった二択ではなく、むしろ光の強さを加減できる調光スイッチに似ている。人間の免疫系は、病原体をさまざまなレベルで防御できる。自分や他人への感染を必ずしも防ぎはしなくとも、症状が重症化するのを食い止めてくれることもある。
4種類のヒトコロナウイルスによる風邪がごく軽症で済むのは、おおむねそうした防御の効果だ。人間は平均3歳から5歳の間に、4種類のコロナウイルスすべてにさらされるという。
幼い時期での感染は、体のその後の免疫反応の基礎をつくる。自然な進化によってコロナウイルスの変異株が新たに発生しても、免疫系はコロナウイルスに対抗するうえで先手を打つことができる。
過去の研究からは、たとえコロナウイルスが体内に侵入することに成功しても、免疫によって重症化を防げることが明らかになっている。長期的には、新型コロナウイルスにおいてもこの点は同じだろう。
1月12日付けで学術誌「サイエンス」に発表されたその結果は、もしSARS-CoV-2がほかのコロナウイルスと同じように振る舞った場合、数年から数十年後には、軽度の症状を引き起こすウイルスに変化する可能性が高いことを示唆している。
パンデミックから軽い病気へのこうした移行がどう進むかは、しかし、SARS-CoV-2に対する免疫反応がどの程度持続するかによって変わってくる。研究者らは現在、ウイルスに対する体の「免疫記憶」の研究に力を入れている。
1月6日付けで「サイエンス」に掲載された研究によると、188人のCOVID-19患者の免疫反応を感染後5〜8カ月間にわたって追跡したところ、個人差はあるものの、患者のおよそ95%が測定可能なレベルの免疫反応を示したという。
事実、風邪の原因となるコロナウイルスの一つOC43は、1800年代に深刻な流行を引き起こした後で、徐々に、ありふれた軽い症状を引き起こす病原体の一つになっていった可能性がある。OC43の系統樹に基づいて推定したところ、人の体内に入ってきたのは19世紀後半、おそらくは1890年代前半ではないか。
このタイミングから考えて、OC43こそが1890年の「ロシアかぜ」の大流行を引き起こしたウイルスではないかと一部の研究者は考えている。このロシアかぜは神経症状の発生率が異常に高いことで知られており、同様の症状はCOVID-19にも見られる。
ウイルスの進化の機会を減らすワクチン
以前のコロナウイルスによる死者数は時間の経過とともに減少していったが、人とSARS-CoV-2とが比較的安全に共存できるようになるまでの道のりには、さまざまな障害があるかもしれない。特にウイルスの中期的な影響は、その進化の程度によって大きく変わるだろう。
SARS-CoV-2は新しく複製されるたびに、突然変異によってより効率的に人間に感染できるようになる可能性がある。
人間の免疫系は、重大な病気から体を守ってくれる一方で、ウイルスが人間の細胞にさらに効率的に結合できるよう、進化をうながすふるいのような役割も果たしている。今後数カ月から数年間のうちに、わたしたちの免疫系がこうした変化にどれだけついていけるのかが明らかになってゆくだろう。
また、SARS-CoV-2の新たな変異株によって、ワクチン接種の普及や、マスクの着用、社会的距離の確保といったその他の感染防止対策はより一層重要なものになる。ウイルスの拡散が抑えられるほど、進化の機会は少なくなるからだ。
変異株 VS ワクチン
現在のワクチンは、最初に英国で発見されたB.1.1.7系統のような変異株に対しても十分に効果を発揮し、多くの患者の重症化を防げると考えられている。ワクチンや自然感染は、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質のさまざまな部分を阻害する多様な抗体を作り出す。これはつまり、一度の変異だけでは、ウイルスが人間の免疫系をすり抜けられるようにはならないことを意味している。
ただし、将来的には変異によって、現在のワクチンに部分的に抵抗できる変異株が生まれるかもしれない。
これまでのところ、現在認可されているワクチンは、懸念されている大半の変異株に対して有効であると考えられている。
新しい変異株がもたらす脅威はほかにもある。B.1.1.7などの変異株は、初期のSARS-CoV-2よりも感染力が高いと考えられ、これが制御不能なほどに拡散すれば、より多くの人が重症となり、それによって世界中の医療システムが圧迫され、死者数もさらに増加する危険性がある。
研究者らは新規の変異株の動きに目を光らせている。将来的にワクチンを最新のものにアップデートすることが必要になった場合、現在認可されているmRNAワクチン(ファイザー・ビオンテックやモデルナ社製のものなど)であれば、約6週間という短期間でアップデートが可能だと言う。ただしこの見込みには、アップデートされたワクチンが受けなければならない規制当局による承認については考慮されていない。
今後、SARS-CoV-2への有効な対策を進めるためには、インフルエンザの変異株の収集、ゲノム配列の決定、研究などに用いられているものに等しい世界的な監視ネットワークが必要となるだろう。
ワクチンか、自然免疫か
専門家らは、パンデミック状態からの移行は、特に高齢者など新型コロナウイルスに対して弱い人々の間で免疫がどの程度広がるかにかかっていると考えている。若い人、特に子どもたちは、生涯にわたってウイルスにさらされることによってSARS-CoV-2への免疫を獲得していくだろう。すでに成人となった人たちはそうした恩恵にはあずかっていないため、免疫系はこのウイルスに対して脆弱なままとなる。
ウイルスの拡散スピードを遅らせるのに、人口全体の何割くらいが免疫を持てばよいのかは、将来的に登場する変異株の感染力によって変わってくる。それでも、SARS-CoV-2の初期の株の研究からは、パンデミックを収束させるためには、人口の少なくとも60~70%が免疫を持つ必要があることがわかっている。
いわゆる集団免疫を実現する方法は2つある。一つは大規模なワクチン接種、もう一つは自然感染だ。ただ、ウイルスの制御不能な蔓延には、世界中でさらに何万人もの患者の入院・死亡という恐ろしい代価が伴う。
もしワクチンを支持・推進しないのであれば、何人の高齢者を死なせたいのかを決めなければならなくなる。
世界保健機関(WHO)の推計によると、1月18日の週までに、COVID-19ワクチンは高所得国を中心に世界中で4000万回分が投与されている。かたやアフリカでは、ワクチンの提供を開始しているのはセーシェルとギニアの2カ国だけだ。そして低所得国のギニアでは、接種を受けたのは25人に過ぎない。
もし新型コロナウイルスが最終的に一般的な風邪と同じように蔓延した場合はしかし、ワクチンは永遠に必要なくなるかもしれない。
ただし、研究者らによる予測でさえも、不確かさという霧に阻まれて未来を見通すことはできない。再感染、感染経路、パンデミック後の健康被害、ウイルスの進化などの問題は、今後何年も、場合によっては何十年も続くだろう。
いやいや、いったいどうなるのか、果たして結果を見届けられるのか、はなはだ怪しい状況になってきたようだ。
じゃんじゃん。
コロナワクチン接種後の行動Q&A ― 2021年02月19日 11:44
いよいよわが国でも医療従事者をはじめとしてワクチン接種が始まったようだが、はてはてその後どうなるのか?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が始まってから約1年が経過した。世界の死亡者が240万人超、米国内だけで50万人弱という驚異的な数に達する中、希望をもたらしてくれるのは、記録的な速さで開発された複数のワクチンだ。
ワクチン接種を受けた人の数が日に日に増え続ける中、ワクチンを打つと日々の暮らしぶりがどう変わるのかについて疑問を持っている人も少なくないだろう。屋内で友人たちと会ったり、マスクをせずに買い物をしたりといった、これまで危険とされてきた行動は、ワクチン接種を受ければ安全になるのだろうか。
ワクチン接種後、どのくらいたてば「完全な」免疫が発揮される?
現在、米国で承認されている米モデルナ製および米ファイザー・独ビオンテック製のmRNAワクチンは、3~4週間の間隔を空けて2回の接種を行う。COVID-19に対する最大レベルの防御力が達成されるまでには、2度目の接種から1~2週間かかる。これらのワクチンの臨床試験では、それぞれ約95%の発症予防効果が確認されている。
これまでのところ、どのワクチンも重症化、入院、死亡に対して非常に高い防御力を発揮している」。
ただし現時点では、ワクチンを完全に接種した後で、免疫力がどのくらいの期間持続するかは不明であり、その答えを明らかにするには時を待つしかない。COVID-19のワクチンは今後、インフルエンザと同じように、年に1度の予防接種として受けることになる可能性もある。その効果の持続期間は、1年より短いかもしれないし、それより長いかもしれない。
ワクチン接種後は、感染しても無症状となって、ワクチンを受けていない人にウイルスを広げることがある?
この質問は非常に重要だが、まだ厳密な研究は行われていない。これまでに得られたデータが示唆しているのは、ワクチン接種は、無症状の感染者数を有意に抑えたということだ。モデルナの第3相臨床試験では、2回目接種前の診断検査の時点で、有症状および無症状の感染例が1回目の接種によって89.6%予防されたことが示されている。
英オックスフォード・アストラゼネカ製ワクチンの第3相試験の予備的な結果からは、ワクチン接種後のスワブ検査の陽性率が67%減少したことがわかる。この結果は「非常に有望」だ。
ワクチン接種を受けた人たちが集まるのは安全?
ワクチン接種を受けた人たちが集まってよいかどうかを判断するのに必要なのは簡単な“計算”だと、スワルツバーグ氏は言う。この計算でいま考慮すべきは、参加者一人ひとりが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)にさらされる可能性であって、その人がワクチン接種を受けたかどうかは関係ない。なぜなら、たとえワクチン接種を受けた人でも、感染する可能性が多少はあるからだ。
時間がたつにつれて、集団のなかでより多くの人がワクチン接種を受け、感染者が減少を続けていけば、ワクチン接種を受けた人たちが集まることは「安全な行動」となり、その後も安全性は増していくだろう。
しかし、安全を図るなら、ワクチンがより広範に行き渡るまではもうしばらくの間、できる限り社会的距離を保つ対策を続けるべき。
ワクチン接種後もまだ公共の場でマスクを着用すべき?
少なくとも当分の間は、だれもがマスクを着用する必要があるという点において、専門家の意見は一致している。ワクチンを接種した人かどうかはほかの人からはわからず、そのせいで混乱した状況を招くかもしれない。また、ワクチンに対する免疫反応は人によって異なる可能性がある。
つまり、100人にワクチンを接種したとしても、ワクチンに対する反応のレベルは人によってさまざま。自分の体を守れるだけの反応が起こらない人もいるかもしれない。自分の体がワクチンに対してどのように反応したかを知るすべはなく、マスクは依然として体を守る手段の一つになる。さらには、ワクチン接種を受けた人はウイルスをどの程度他人に感染させうるのかという、まだ答えのわからない課題も残っている。
ワクチンは大きなばんそうこうのようなもの。しかし、自分たちの身を守るためのばんそうこうはほかにもあり、一つがマスクであり、だれしもマスクの使用をやめるべきではない。
ワクチン接種を受ければ、遠くまで移動しても安全?
多くの人が現在、親戚や友人と直接顔をあわせたのはもう何カ月も前という状態にあるが、ワクチン接種を受ければ、世界中を旅するのが安全になるわけではない。
最終的には、人々が何に安心感を得るかという問題になるのだとは思いますが、忘れてはならないのは、現状、新規変異株がいつ、どこで発生するのか、そしてワクチン接種を受けた人たちに防御力があるのかどうかを予測できないということ。ワクチン接種を受ければ、その場で無敵の盾を手に入れられるわけではない。
しかし、そう遠くないうちに、ワクチンを接種した人同士が少人数で集まるのは安全に感じられるようになるものの、飛行機での移動はまた別の話だ。
十分な数の人がワクチン接種を受けて「普通の生活が戻る」までにはどのくらいかかる?
気楽に過ごしていた2019年の世界はもはや遠い記憶のように感じられるかもしれないが、ワクチン接種が進行していることを考えれば、レストランでの食事、通学、友人とのカラオケといった普通の生活の一端は、少しずつ手の届くものになっていくと思われる。
集団免疫に至るまでの途上でも、普通の生活が戻ってくる兆しは感じられるだろう。
おそらく段階的な移行をへてパンデミック前の時代に戻っていくのではないか。
最初のステップは、ワクチン接種によって感染者、入院者、死者の数を減らし、徹底した接触者追跡を効果的に実施できるようにすること。
現在までのところ、ワクチンを接種した人は世界中で1億700万人以上にのぼる。米国では、人口の約3%がワクチン接種を完全に済ませている。現在のペースで進めた場合、9月中旬までには米国の人口の70%が、少なくとも部分的にワクチン接種を受けることになると推定される。研究者によると、集団免疫を確立するには、人口の75〜80%の人がワクチン接種を受ける必要があるという。
創造的な流通・製造計画によって、ワクチン接種のスピードが上がることを期待している。夏の終りまでにはこれを実現して、学生たちが学校に戻れるようになってほしいものだ。
ワクチンはどこへでも出かけられるようになる魔法のチケットではない。だが、ワクチンのおかげで、人々はリスクを減らして愛する人たちのもとへ早く戻れる手段を手にすることができるだろう。
はい、じゃんじゃん。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が始まってから約1年が経過した。世界の死亡者が240万人超、米国内だけで50万人弱という驚異的な数に達する中、希望をもたらしてくれるのは、記録的な速さで開発された複数のワクチンだ。
ワクチン接種を受けた人の数が日に日に増え続ける中、ワクチンを打つと日々の暮らしぶりがどう変わるのかについて疑問を持っている人も少なくないだろう。屋内で友人たちと会ったり、マスクをせずに買い物をしたりといった、これまで危険とされてきた行動は、ワクチン接種を受ければ安全になるのだろうか。
ワクチン接種後、どのくらいたてば「完全な」免疫が発揮される?
現在、米国で承認されている米モデルナ製および米ファイザー・独ビオンテック製のmRNAワクチンは、3~4週間の間隔を空けて2回の接種を行う。COVID-19に対する最大レベルの防御力が達成されるまでには、2度目の接種から1~2週間かかる。これらのワクチンの臨床試験では、それぞれ約95%の発症予防効果が確認されている。
これまでのところ、どのワクチンも重症化、入院、死亡に対して非常に高い防御力を発揮している」。
ただし現時点では、ワクチンを完全に接種した後で、免疫力がどのくらいの期間持続するかは不明であり、その答えを明らかにするには時を待つしかない。COVID-19のワクチンは今後、インフルエンザと同じように、年に1度の予防接種として受けることになる可能性もある。その効果の持続期間は、1年より短いかもしれないし、それより長いかもしれない。
ワクチン接種後は、感染しても無症状となって、ワクチンを受けていない人にウイルスを広げることがある?
この質問は非常に重要だが、まだ厳密な研究は行われていない。これまでに得られたデータが示唆しているのは、ワクチン接種は、無症状の感染者数を有意に抑えたということだ。モデルナの第3相臨床試験では、2回目接種前の診断検査の時点で、有症状および無症状の感染例が1回目の接種によって89.6%予防されたことが示されている。
英オックスフォード・アストラゼネカ製ワクチンの第3相試験の予備的な結果からは、ワクチン接種後のスワブ検査の陽性率が67%減少したことがわかる。この結果は「非常に有望」だ。
ワクチン接種を受けた人たちが集まるのは安全?
ワクチン接種を受けた人たちが集まってよいかどうかを判断するのに必要なのは簡単な“計算”だと、スワルツバーグ氏は言う。この計算でいま考慮すべきは、参加者一人ひとりが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)にさらされる可能性であって、その人がワクチン接種を受けたかどうかは関係ない。なぜなら、たとえワクチン接種を受けた人でも、感染する可能性が多少はあるからだ。
時間がたつにつれて、集団のなかでより多くの人がワクチン接種を受け、感染者が減少を続けていけば、ワクチン接種を受けた人たちが集まることは「安全な行動」となり、その後も安全性は増していくだろう。
しかし、安全を図るなら、ワクチンがより広範に行き渡るまではもうしばらくの間、できる限り社会的距離を保つ対策を続けるべき。
ワクチン接種後もまだ公共の場でマスクを着用すべき?
少なくとも当分の間は、だれもがマスクを着用する必要があるという点において、専門家の意見は一致している。ワクチンを接種した人かどうかはほかの人からはわからず、そのせいで混乱した状況を招くかもしれない。また、ワクチンに対する免疫反応は人によって異なる可能性がある。
つまり、100人にワクチンを接種したとしても、ワクチンに対する反応のレベルは人によってさまざま。自分の体を守れるだけの反応が起こらない人もいるかもしれない。自分の体がワクチンに対してどのように反応したかを知るすべはなく、マスクは依然として体を守る手段の一つになる。さらには、ワクチン接種を受けた人はウイルスをどの程度他人に感染させうるのかという、まだ答えのわからない課題も残っている。
ワクチンは大きなばんそうこうのようなもの。しかし、自分たちの身を守るためのばんそうこうはほかにもあり、一つがマスクであり、だれしもマスクの使用をやめるべきではない。
ワクチン接種を受ければ、遠くまで移動しても安全?
多くの人が現在、親戚や友人と直接顔をあわせたのはもう何カ月も前という状態にあるが、ワクチン接種を受ければ、世界中を旅するのが安全になるわけではない。
最終的には、人々が何に安心感を得るかという問題になるのだとは思いますが、忘れてはならないのは、現状、新規変異株がいつ、どこで発生するのか、そしてワクチン接種を受けた人たちに防御力があるのかどうかを予測できないということ。ワクチン接種を受ければ、その場で無敵の盾を手に入れられるわけではない。
しかし、そう遠くないうちに、ワクチンを接種した人同士が少人数で集まるのは安全に感じられるようになるものの、飛行機での移動はまた別の話だ。
十分な数の人がワクチン接種を受けて「普通の生活が戻る」までにはどのくらいかかる?
気楽に過ごしていた2019年の世界はもはや遠い記憶のように感じられるかもしれないが、ワクチン接種が進行していることを考えれば、レストランでの食事、通学、友人とのカラオケといった普通の生活の一端は、少しずつ手の届くものになっていくと思われる。
集団免疫に至るまでの途上でも、普通の生活が戻ってくる兆しは感じられるだろう。
おそらく段階的な移行をへてパンデミック前の時代に戻っていくのではないか。
最初のステップは、ワクチン接種によって感染者、入院者、死者の数を減らし、徹底した接触者追跡を効果的に実施できるようにすること。
現在までのところ、ワクチンを接種した人は世界中で1億700万人以上にのぼる。米国では、人口の約3%がワクチン接種を完全に済ませている。現在のペースで進めた場合、9月中旬までには米国の人口の70%が、少なくとも部分的にワクチン接種を受けることになると推定される。研究者によると、集団免疫を確立するには、人口の75〜80%の人がワクチン接種を受ける必要があるという。
創造的な流通・製造計画によって、ワクチン接種のスピードが上がることを期待している。夏の終りまでにはこれを実現して、学生たちが学校に戻れるようになってほしいものだ。
ワクチンはどこへでも出かけられるようになる魔法のチケットではない。だが、ワクチンのおかげで、人々はリスクを減らして愛する人たちのもとへ早く戻れる手段を手にすることができるだろう。
はい、じゃんじゃん。
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