おやじの米寿2014年06月25日 13:07

 父親の米寿の祝いを釧路でやりました。
 うちの親父はけっこう波瀾万丈な人生であったようですから、これほど長生きできるとは、本人も思っていなかったようで、おふくろとともに喜んでいました。
 6月13日に釧路の「紀伸」という料理屋で祝いをして、兄弟姉妹そろって楽しく過ごしました。
 次の日はたっての希望で、川湯硫黄山でゆで卵を食べ、屈斜路湖岸を通って、弟子屈の奥春別と言うところにある弟の山小屋の様子を見に行って来ました。ここは、5年前まで、親父が自分で運転していたときに、しょっちゅう訪れて、二人で気ままに過ごしてたところですから、どうなっているのかが、とても気になるようでした。
 案の定、部屋中には虫の死骸だらけで、がっかりしていました。
 その後、阿寒横断道路を通って、阿寒湖畔の鶴雅で泊まってきました。うちら夫婦と親の夫婦の2組でしたが、土曜日と言うこともあって、けっこう混でいました。
 阿寒湖の遊覧船にも乗りました。もしかすると、小学校の修学旅行以来かもしれません。天気は良かったのですが、風が強くて、少し寒かったのです。なんとか言う島の「まりもセンター」にも行きましたが、内容的にそれほど頻繁に行くところではないようです。
 夕食は、ビュッフェ方式で頼みました。部屋食では並べられても食べきれないからです。好きなものをけっこうたくさん食べていました。うちの親は両方とも食はすごい方なんです。
 夕食前に風呂に行きましたが、熱い風呂は嫌いだそうで、泡風呂のぬるいやつに入りました。

 夜中に非常警報が鳴り出して、消防車が来ていたようですが、しばらく鳴ったり止まったりして、12時前くらいには誤報であるとの放送が入って、落ち着きましたが、特に煙や臭いがないのにあたふたと騒ぐ「大阪弁」がいたり、警報が鳴っているのにお風呂に向かう女性の団体がいたり、様々でした。

 翌日は、オンネトーに寄って、あとは足寄から高速で3時くらいに札幌につきました。合計870Kmでしたが、特に疲れは、大きくは感じなく、火曜日に少し「はぁ~」とした程度でした。

 ということなら、皆さんは「ふ~ん」と言うことでしょうが、やっぱろすこしはいろいろ考えたいので、「死」というものについて考えてみます。別に親を殺す気はありません。長生きしてもらいたいと思いますが、これほど世の中に「必ず」ということが当てはまらないことはないほど、「死」というものはありふれています。
 そこで、輪廻転生やら、昇天やら、天国や地獄などというものが取りざたされるのですが、実は有史以来の誰も見たことがないのですね。
 私は仏教徒を自負していますが、お釈迦様も死について、「死してのちは何もなくなる」と言われています。

 そのくらいありふれた「死」というものに、人間はどう対応するかと言うことを考えたのが、スイスの精神科医で、エリザベス・キュープラー・ロス(1926~2004)という人です。「死の受容のプロセス」を五段階に分けました。
① 否認 「そんなわけがない」
② 怒り 「なぜ自分が・・・・」
③ 取引 「延命のためにあらゆる手を尽くす」
④ 抑うつ 「様々な思いでこころが押しつぶされる」
⑤ 受容 「ようやく死を受け入れようとする」
ロスは単に五段階分けをしただけではなく、私財を投じて今で言う「ホスピス」を開設しています。
 
 ストレスを考える上でも「肉親や親族の死」は、1960年代にアメリカの社会生理学者ホームズらが行った研究「ライフイベントとストレス」では、親の死が100点(最高点)、近親者の死が63点(第5位)と強烈なストレスと位置づけされています。
 私も現在62才。つれ合いはもうすぐ63才。
 私はあと20年あるかどうかということになりますが、その間に確実に親の死があることになります。いやもしかすると自分の方が早いかもしれないなどと、うすうす考えてはいますが。
 でも今は、自分のやりたいことがずいぶんできたし、もちろん、やりたいことのレベルはとても低かったのですが、まあまあいい職業人生を送ってきたと思いますし、孫も二人できたし、その他、私生活でもいろんなことがあったし、ということで、いつ「お迎え」が来てもいいかなと思ってはいるのですが、本当に「トントン」とされたら、どう対応するのか、どんなふうに最後を迎えられるのか。
 そろそろ、遺言書をつくるべきだろうか。「延命措置は拒否する!」と書くつもり。
じゃんじゃん。

コメント

_ やまし ― 2014年06月26日 10:00

「人間は、生まれ落ちた瞬間から、死に向かって走り出す」といいますね。
それにしてもお父上の長生きおめでとうございます。ぼくの父は53歳でなくなりまして、父親がいないとなんとなく、一族の求心力が弱まるものです。母親は数年後に米寿。これは盛大に祝ってやろうと思っていますが。

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