愛着の問題 その5 特性と病理 ― 2013年07月16日 09:49
いよいよ本質に入ってきましたが、ここで一つのアンケートを紹介します。「マミーズサミット・全国ネット」という子育て中のお母さんたちがモニターとなっているNPOが「育児休業3年延長」について約1千人のママたちにネットアンケートを行った結果について。
①賛成は約50%だが、残りの半分は反対とわからないが半々ずつ。
②育児休業取得の経験は半数で、30%は制度がなかった。
③雇用形態で利用できない18%、勤務状況で利用できなかった18%
④取りやすくするためには、上司の理解54%、同僚・後輩の理解50%
ということで、未だ制度はあっても環境というか理解が全く進んでいないことが伺えます。
別の記事で、雇用形態を中心に考えると、女性の出産後の就職継続率では、正規が53%に対し、非正規は18%と3倍の開きがあり、育児休業の取得率では、正規82%に対し、非正規22%と4倍になるそう。
この記事では、さらに正規の女性が出産後も半数が退職している事実をあげ、これは男性の家事負担が欧米に比べ著しく少ない(3時間と1時間)ことを理由にあげています。女性に家事負担が大きく偏っていることが原因であるならば、しかし、男性の反省だけで事足りるわけではなく、職場実態が正規ほど長時間労働であるためであって、この面でも労働のあり方を考え直す必要があります。
こと、労働環境では、我が国は後進国並みであって、企業がジェンダー面だけでなく、愛着問題についても理解を深め、社会制度を全体で構築しなければ、我が国は滅びると言うことになランカと、大げさに考えたい。
そこで、その特性と病理についてですが、うまくいっている安定型はここでも問題にしません。不安定型の回避型と不安型の特性ですが、共通しているのは、特定な人との愛着が不安定であると言うことです。つまり、回避型は「誰ともうまくいかない」ことであり、不安型が示す「誰ともうまくいくように努める」は、実は特定の人との愛着がうまくいっていないという点で共通しています。したがって、親との確執を抱えるか、過度に従順になるかも、表裏関係にあることになります。親密な関係がないか、すぐにさめやすいと言うこともいえます。別な言い方をすれば、「ほどよい距離感を維持できない」ともいえます。
このような愛着の不安定は些細なストレスでも否定的反応を招きやすくなります。そしてその否定的反応には二つのパターンがあって、一つは、攻撃的な反応で、すぐさま反撃に出ます。一方、もう一つは、その攻撃の矛先が自分になり、自分をさいなみ、ウツや心身症につながることが多いという場合です。これが周囲からも認識されるようになると、疾患と言うことになります。つまり愛着の病理とは、あらゆる精神・神経的疾患につながると言うことができます。
これらの不安定型愛着がまねく特性としては、以下のことがあげられます。
①過去にとらわれたり過剰反応しやすい。
②「全か無か」になりやすい。
③全体より部分にとらわれやすい。
④意地っ張りでこだわりやすい。
⑤発達の障害を生じやすい。
⑥自分を生かすのが下手。キャリアの積み上げも場当たり的。
⑦依存しやすく過食や反社会的行動も。
⑧青年期に迷いが多く、躓きやすい。
⑨子育てに困難を抱えやすい。
⑩自我同一性(アイデンティティ)に問題を抱え、その結果、道化を演じる。
⑪家出や放浪を繰り返すこともある。
⑫性的な問題や変態趣味。
⑬ファザコン・マザコン。
⑭誇大自己=大きな成功につながることも。
⑮独創的な創造性が生まれやすい。
ちょっと!これらのいくつかは私にもあります。やはりほとんどすべての人は愛着スペクトラム障害なんですね。じゃんじゃん。
①賛成は約50%だが、残りの半分は反対とわからないが半々ずつ。
②育児休業取得の経験は半数で、30%は制度がなかった。
③雇用形態で利用できない18%、勤務状況で利用できなかった18%
④取りやすくするためには、上司の理解54%、同僚・後輩の理解50%
ということで、未だ制度はあっても環境というか理解が全く進んでいないことが伺えます。
別の記事で、雇用形態を中心に考えると、女性の出産後の就職継続率では、正規が53%に対し、非正規は18%と3倍の開きがあり、育児休業の取得率では、正規82%に対し、非正規22%と4倍になるそう。
この記事では、さらに正規の女性が出産後も半数が退職している事実をあげ、これは男性の家事負担が欧米に比べ著しく少ない(3時間と1時間)ことを理由にあげています。女性に家事負担が大きく偏っていることが原因であるならば、しかし、男性の反省だけで事足りるわけではなく、職場実態が正規ほど長時間労働であるためであって、この面でも労働のあり方を考え直す必要があります。
こと、労働環境では、我が国は後進国並みであって、企業がジェンダー面だけでなく、愛着問題についても理解を深め、社会制度を全体で構築しなければ、我が国は滅びると言うことになランカと、大げさに考えたい。
そこで、その特性と病理についてですが、うまくいっている安定型はここでも問題にしません。不安定型の回避型と不安型の特性ですが、共通しているのは、特定な人との愛着が不安定であると言うことです。つまり、回避型は「誰ともうまくいかない」ことであり、不安型が示す「誰ともうまくいくように努める」は、実は特定の人との愛着がうまくいっていないという点で共通しています。したがって、親との確執を抱えるか、過度に従順になるかも、表裏関係にあることになります。親密な関係がないか、すぐにさめやすいと言うこともいえます。別な言い方をすれば、「ほどよい距離感を維持できない」ともいえます。
このような愛着の不安定は些細なストレスでも否定的反応を招きやすくなります。そしてその否定的反応には二つのパターンがあって、一つは、攻撃的な反応で、すぐさま反撃に出ます。一方、もう一つは、その攻撃の矛先が自分になり、自分をさいなみ、ウツや心身症につながることが多いという場合です。これが周囲からも認識されるようになると、疾患と言うことになります。つまり愛着の病理とは、あらゆる精神・神経的疾患につながると言うことができます。
これらの不安定型愛着がまねく特性としては、以下のことがあげられます。
①過去にとらわれたり過剰反応しやすい。
②「全か無か」になりやすい。
③全体より部分にとらわれやすい。
④意地っ張りでこだわりやすい。
⑤発達の障害を生じやすい。
⑥自分を生かすのが下手。キャリアの積み上げも場当たり的。
⑦依存しやすく過食や反社会的行動も。
⑧青年期に迷いが多く、躓きやすい。
⑨子育てに困難を抱えやすい。
⑩自我同一性(アイデンティティ)に問題を抱え、その結果、道化を演じる。
⑪家出や放浪を繰り返すこともある。
⑫性的な問題や変態趣味。
⑬ファザコン・マザコン。
⑭誇大自己=大きな成功につながることも。
⑮独創的な創造性が生まれやすい。
ちょっと!これらのいくつかは私にもあります。やはりほとんどすべての人は愛着スペクトラム障害なんですね。じゃんじゃん。
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