大変だぁ!やたら忙しくなっちゃった!2013年04月15日 13:58

 4月25日は年度総会と、全道セイフティネットワーク集会が予定されていて、それに向けて、着々と準備をしてきたのですが、ここんところ、あちこちからセミナーの依頼が来て、少し焦り気味です。
 4月19日からの札幌4回シリーズは、ほぼ予定ができているから、まあ、いいのですが、4月30日岩内、5月8日岩見沢、5月12日帯広が立て続けに入ってきました。
 しかも、岩内と帯広はいまだ時間場所、テーマも連絡ありません。
 とりあえず、5月8日の岩見沢の準備をしましたが、これは北教組空知南支部の依頼で、昨年12月に一度行きましたが、それに続いて今度は「5月病について」だそうです。
 一応ストーリーはできましたが、調べれば調べるほど、教育現場のひどさが見えてきて、これはつらい話になりそうです。
 まず第一に「長時間労働」ですが、文科省の調査でも、道教委の調査でも、北教組の調査でも、ほぼ同じ実態が見えてきます。小学校100時間、中学校110時間の時間外勤務が常態化しているのです。
 これは、労災の「脳心臓疾患認定基準」で言えば、少なくとも2ヶ月続いて、何らかの心臓や脳出血等の病気が発症したら、認定になります。同じく、精神疾患の労災認定についても、発症6ヶ月前の時間外労働が平均で100時間を超えていて、うつ病や適応障害を発症したら、認定になるほどの時間外労働です。
 では、教育現場では、それほどの疾患や休業が出ているかというと、文科省の調査で、H23年度に休業していいるのは0.6%程度ですから、そのほかの業種に比べて低いと言わなければなりません。一般的公務員で、1~2%といわれ、大企業の統計でもだいたいこのくらいです。
 どうしてだろうかと考えたら、一つは、比較的に教職員は「自律的側面」が強いことが考えられます。これは自分で労働時間が決められる等のことではなくて、授業の内容を自分で工夫できると言うことです。
 それと、同じ意味で、多くの教師が使命感を持って、子供を教育していることに誇りを感じていることがあります。しかしこれは、とても長続きしないと考えるべきです。体力の衰えとともに、いくら情熱を持っていても、身体がついていきません。まして、体育系の部活など持たされたひには、さらに時間外労働が増えますし。
 その結果が、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」が増えることになって、教職員の早期退職が増えます。昨今の退職金削減などはいい口実となるでしょう。
 しかしこれは、現場力の低下につながります。経験の長い教員が経験の浅い教員の相談に乗ったり、指導したりの関係が途切れることになる恐れがあります。
 かくして我が国の教育はさらに弱体化していくでしょう。つまりこの国に未来は無くなっていくのです。
 これらの状況を考えるとき、まずなすべきは、教育の内容よりも、まず体制をどうするかと言うことではないでしょうか。30人学級や副担任などの学級への複数教員配置は是非必要であり、全国で小中合わせて80万人の教師が100万に増えても1千億程度の経費増で済むのだから、是が非にも実現すべきだろうと思います。
 世の中は、教師も含めて「公務員」と括り、削減すべきのポピュリズムだらけだが、もし本当にこの国の未来を考えるなら、今一番必要な投資であることは明らかだんべ。
 じゃ~ん、じゃ~ん。

コメント

_ やまし ― 2013年04月16日 10:00

同感です。われわれとしても、できることを考えなくちゃ。

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