四国 松山の漱石「坊ちゃん」とカウンセラー協会 その12013年05月30日 11:36

松山城 夕方の遠景でよく見えない
 久しぶりに四国に行ってきました。といっても、松山は初めてで、前は高松(金比羅さん参り)でしたが。
 別にただ遊びに行ったわけではもちろんありません。日本産業カウンセラー協会第43回全国研究大会に参加しました。
 もう西日本は暑いよとさんざん脅かされていきましたが、それほどでもなく、比較的快適に過ごしました。
 25日(土)の9:30に千歳をたって、東京乗り継ぎで13:30に松山空港ですから、ほぼ沖縄に行くくらいの時間がかかり、やはり遠いという印象はありました。

 研究大会は14:00から全体セッションが始まり、はじめは認知行動療法の第一人者の大野 裕先生が、カウンセラーの一人を被験者として舞台上でカウンセリングを行いました。
 認知行動療法は、見た目は非常に簡単そうで、「こんなことで被験者の心理が変わるのだろうか」と思うようなものですが、メンタル不全にはレベルがあって、入院など医療に任せるレベルと、通院・服薬を必要とするレベル、性格の偏りによる社会適応に問題を抱えるレベルの三つに大きく分けられ、どちらかというと、医療に近い方が「手がかからない」のです。
 社会適応の困難レベルは、まず本人に病識がない場合が多く、周囲が振り回される結果、社会適応できないで職場で様々な問題を起こすことになり、いじめやハラスメントの対象にされることが多く、2次的に医療レベルになると言うことです。新型(現代型)うつや適応障害の軽いもの、発達障害などが分類としては当てはまります。
 ところで認知行動療法は、状況(事実)を洗い出し、その事実に直面したときの気分や考え(自動思考)を明確にすることによって、考え方の偏りやクセを修正しようとするものです。もちろんこれだけではわからないでしょうが、とにかく、頭の中だけで考えないで、紙に書き出して整理することが、気持ちの整理や「ほどほど」な考えに結びつくというものです。
 大野先生と被験者役のカウンセラーの「認知療法カウンセリングライブ」はおもしろいものでしたし、私もこれから少し身を入れて、認知療法をマスターしたいと思うようになりました。
 ライブのカウンセリングが終わってから、会場とのやりとりを比較的長くやりましたけれど、これは、さすがにプロのカウンセラーからの的確な質問や意見が続き、聞き応えがありました。これらはメモをある程度取ってありますので、そのうち、うちのHPに相当ブラインドしてですが、掲載できればと思っています。

 その後、元東レ役員の佐々木常夫氏の「働くということ、生きるということ」という講演で、佐々木氏が発達障害がひどい息子と、うつの連れ合いを抱えて、単身赴任から週末には東京に戻ったときに、職場や近所に家庭に事情を「カミングアウト」することによって、支えられたという経験話で、これはこれで興味あるお話でしたが、第3部では大野先生と佐々木氏が対談するという設定で、カウンセラー協会の幹部が進行役をしましたけど、これが大物二人がそろったことに感激するのみで、進行の戦略がない、お粗末なものであったのは残念でした。
 その日は少し疲れたので、会場からタクシーで、ホテルに行きチェックインしました。夕飯はホテルのレストランで、「鯛飯」をビールとともにいただきました。

つづく。じゃんじゃん。

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