降って湧いた総選挙にあたふた2014年11月18日 11:33

 安倍が突然に総選挙をやると言い出した。
 2012年12月からちょうど2年の折り返しに、まさに絶妙のタイミングでやらかすモンだ。
 折り返しを過ぎたら、当然各政党は次の総選挙に向けて確実に動き出すから、それは政権政党にとっても油断ならないことになるだろう。

 北海道はどうかというと、まさにこの構図にそのまま当てはまる。
 最大の課題は、世代交代を進めることであると言うことに、異論はないと思う。1区、2区、3区、10区はどちらにしろ「いいかげんにしろ」だ。
 では、それ以外の4区、5区、6区、7区、8区、9区、11区、12区のうち、4と6と8区は「あてがある」ようだが、5・7・9・11・12区は、全く準備の順の字もない。今あわてて、来年改選を迎える道議会議員でとりあえず「不戦敗」は免れることぐらいしかできないだろう。いや、もしかしたら不戦敗もあるかもしれない。12区は、地元の連合が「山崎では絶対にやらない」と決めた。かといって代案が確たるものではない。
 特に、7区は新党大地を抱え込めばいいかと思うが、そんな決断は誰も出来ないらしい。それが実現すれば、知事選にも多少影響するかもしれないのに。
 11区は石川につなぐワンポイントで道議が考えられている。
 
 あ~、しかしなんてこった。

 このままでは、片手(5議席)まで回復することも出来ないだろう。
 衆議院の北海道ブロック定数は、小選挙区12、比例8の合計20で、現有は、自民小選挙区11、比例3の14、公明が小選挙区1と比例1の2、民主が比例3のうち1が失効で2、維新が比例1で、欠員1という状態。
 民主を考えると、比例3はなんとか確保できるだろうが、選挙区で勝てるのはもしかすると4と8区くらい?それでうまくいけば片手(5)になる。非常に希望的観測だが。1と3はまた比例復活がいいとこだ。

 ところで、もし民主が片手程度に回復したら、参議院と合わせて7~8だから、「生活の党」の規模くらいにはなれる。沖縄のようにローカル・パーティーを考えるべき時じゃあないかい?
 TPPや集団的自衛権や原発で、いい加減に全国一律の幻想から離れた方がいいんじゃぁないかい?
 そうしないと、本当に「息の根を止められる」ことにならんかと、真剣に心配しています。
 じゃんじゃん。

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