メンタルヘルス2010年01月08日 08:55

この土曜日に自治労の春闘討論集会でメンタルの話をします。
メンタルの話は、昨年10月に函館で道南セイフティーネットワーク集会を開催し、そこで初めて話しました。
私の回りにも、もしかして私自身も一時は、メンタルに不調を抱えた人がいます。
心療内科の医師などの話は、いろいろな機会に聞くことがあると思いますが、それは、どのような人がなりやすいかであったり、どうしたら気づくか、治療はどのくらいの期間かかるか、そして、職場復帰のタイミングと方法、などになります。
北海道勤労者安全衛生センターでも、もう10年来この問題に取り組んでいますが、だいたいこのような話でした。
私が注目するのは2点あります。
一つは、自殺が12年連続3万人を超えていますが、98年から急激に増えたことの意味。つまり、非正規の拡大や成果主義の導入と関係があるのではないか。その結果職場がどうなったか。
二つ目は、労災の認定度・評価方法についてで、詳しくは次にしますが、労働安全衛生法に関わる改定は命と引き替えの歴史であることは周知の事実ですが、推定で1万人が職場環境を原因に自殺しているにもかかわらず、安衛法が抜本的に変化しないのは、労働行政の怠慢であると強く思っています。
それで、今回の土曜日の話では、職場における「言葉」と労災認定について、重点にするつもりです。
3月下旬には宗谷地方でも話をすることになりそうで、チャンスがあれば、いろんなところに出かけようと思っています。