江差は遠かった!2014年10月17日 16:24

江差の夕景
 昨日16日は、江差でした。
 昼に札幌を出て、三時に八雲についたら、北教組檜山支部のSさんが待っていてくれました。恥ずかしそうに連合北海道の腕章を手に持っていたので、すぐ分かりました。
 江差からセミナーのお話をいただいてから、交通手段をいろいろ調べました。
 江差線が廃止され、バス代替になったのは分かっていましたが、それは函館ではなく、木古内から代替バスが出ています。つまり、江差線は江差-木古内のことであるからです。

 札幌から行くとなると、まず都市間バスを調べましたが、すでに廃止されていました。
 次に、八雲から熊石経由の路線バスはありましたが、一日2本。朝早くと夜のみでした。
 残された手段は、自家用で行くか、函館から木古内まで行って、バスにのるかですが、その代替バスが、行きは、まあいい時間(16:00着くらい)にありましたが、翌日は、7時か11時しかありません。したがって使い物になりません。

 いろいろ悩んでいるうちに地協から八雲まで迎えにきてくれる話になって、帰りもOKでしたので、それで行ったのでした。

 しかし、江差は年1回の追分コンクールとか姥神祭りなど人を集めて観光が大きな産業となっているのに、これでは少なくとも札幌からは行きづらくてしょうがないと思いました。

 地元の人に聞くと、ほとんど公共交通は当てにしていないふうでしたが、まあ働いている年代ではそうかもしれません。ほとんどの用事は函館に行くのですから。
 しかし、高齢者で函館の病院に行く人も多いそうですが、一体どうするのでしょうか。
 
 セミナーは40人くらい集まりました。近隣からも来てくれて、少しは広がりを見せてくれればいいと思っています。
 地協からは、毎年セイフティネット集会を、課題を変えてやりたいという話も出ていましたから、もしかすると何度か行くことになるのかもしれません。
 といっても、私の任期はあと2年ですから、それまでですけど。
 
 終わってからは、地協の役員と、食事をしました。「うにたま」というのがあって、ウニと卵を煮たものですが、これは結構うまかったです。

 道中で本を読み始めました。増田寛也元岩手県知事が書いた「地方消滅」(中公新書)です。
 まだ読み始めたばかりですが、人口減少の話など面白く読めそうです。江差町もいまは9千人ですが、2040年には3千8百人になるという計算が載っています。
 いま、地域が消滅しようとしています。
 もし興味があったら読んでみてください。
 じゃんじゃん。

コメント

_ やまし ― 2014年10月21日 09:52

前項、かもい温泉の写真ありがとうございました。
行ってみたいけど、あまり人気(ひとけ)がないのもね。

江差の交通事情は知りませんでした。支庁(いまは振興局
というのか)所在地への交通がこれとは、驚きです。
振興局が合理化されたら、ますます大変になるんだろうね。
寒々しい感じがします。

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