全国安全衛生センター総会で鳥取に行ってきました2014年10月27日 14:51

出雲大社
 今年の全国安全衛生センター総会は鳥取県でしたので、少し早めに行って、初めての山陰を巡りました。

 米子について、すぐ隣の境港に行きました。ここは例のNHK朝ドラで有名になった水木しげるのふるさとで、「鬼太郎ロード」を見るのが目的ですが、雨がじゃんじゃん降りで、早々に引き上げざるを得ませんでした。観光客もパラパラです。

 境港からは米子で乗り換えて、松江に向かいました。松江の晩飯は居酒屋で「のどぐろ」を食べましたが、高級魚だそうですけど、特に印象のない白身魚の刺身でした。ただ、刺身醤油がけっこうどろどろで、しょっぱいかなと思ったら、そうでもなく、美味でした。

 翌日の目的は出雲大社です。「一畑電車」も乗りたかったのも目的の一つでしたが、途中の「一畑口」で方向が変わるやら、川跡で乗り換えるやらけっこう大変でした。けど、さすが「出雲人気」が高く、乗客はそれなりに混んでました。中で、元連合本部のTさんを見かけたような気もしますが、定かではありません。
 
 出雲大社はさすがに荘厳で、神妙にお参りしました。2礼4拍手1礼だそうで、その通りにしました。
 10月の出雲は「神在月」です。出雲以外は神無月ですから、直接お願いが聞いてもらえると思います。よろしくお願いします。

 次に、古代出雲歴史博物館に寄りました。ここの見物は、古代出雲大社のスケール(高さが50Mほどあったらしい)と、「荒神谷遺跡出土銅剣(国宝)」です。銅剣は、銅鐸と一緒にざくざく出てきたようで、びっくりしました。http://www.izm.ed.jp/db/osusume.php
 その後、ぶらぶらと土産店をひやかしながら駅に戻る途中で「出雲そば」を食べました。結構うまかったです。

 また一畑電車に乗って松江に戻りましたが、まだ3時過ぎだったので「堀川めぐり」の船に乗りました。これが大変でした。何がって、船の屋根が電動で低くなるのですが、そうしないと通れないところが、4カ所もあって、船底にべったりとしなければならないほど低くなるのです。おらっちは背骨がうまく曲がらないものですから、う・・・といいながら通り過ぎるのを待つことになります。けっこう大変でした。

 次の日は、鳥取に移動です。特急にのって、1時間20分で着きますが、山陰本線は、電化も無くって、ICカードも全く使えません。JR西日本は山陰と山陽を差別しているようです。

 鳥取は、駅前の「ニューオータニ鳥取」です。いいホテルでした。
 着いたのは11時頃ですから、これから鳥取砂丘に行かねばなりません。これも大目的の一つです。
 駅前からバスに乗って、20分で着きます。370円でした。
 着いて、まず昼飯と思って、土産物屋のレストランに入りましたが、まあ、こんなモンでしょう。海鮮ラーメンは惨憺たるものでした。
 しかし、砂丘に行くと、なんとまぁすごいのでした。一生に一度は必見です。
 まず、砂丘に向かって下りを歩きます。天気はピ-カンというやつで、目の前は空の青と砂丘の黄色しかありません。けっこう暑く感じました。
 下りは楽ですが、砂丘の山のふもとに着くと今度は登りです。30度近くある山を登ります。けっこう大変でした。途中で3回休みました。
 上ってみると、日本晴れの日本海???が、えらくきれいでした。しかしこんなすごいものがどうして出来たんだ!というのが感想です。
 次に行ったのは、「砂丘美術館」です。ここは、迫力のある砂の芸術品の美術館ですが、今の時期のテーマは「ロシア」で、モスクワやサンクトの風景やら、ロシアの歴史やら上手に作っていました。

 砂丘から戻って、居酒屋に行きました。結局、山陰の旨い物は、冬の松葉ガニだけということが結論になるでしょうか。特別今の時期にはありませんでした。

 もちろん遊びにばかり行ったわけではありません。
 次の日は午後から倉吉の三朝温泉で全国安全衛生センター総会です。鳥取から倉吉までJRで少し戻り、倉吉からはバスで三朝まで行く計画です。
 倉吉に着いたら昼飯を取ろうと思っていましたが、駅前には何もありません。しかたがないから少し駅前の通りを歩いて行くと、「牛骨ラーメン」がありましたので、食べてみました。まあ、けっこう食えました。

 駅前に戻り、バスで三朝に向かいます。ばあちゃんばかりしか乗っていませんでした。

 三朝の「国民宿舎ブランナールみささ」が会場です。参加者は全国から50名ほど。全国と行っても東京以北は私だけです。東北に安全衛生センターはありません。

 会議は総会が明日で、一日目はシンポです。テーマはメンタルヘルス。東京の「いじめ・メンタルヘルス労働者支援センター」のTさんを中心に、鳥取での取り組みが中心のパネルでしたが、結論から言うと、非常に残念ですが、特に勉強になるところはありませんでした。
 ただ、鳥取では自治労OBのKさんを中心に、弁護士と精神科医が連携を取って、案件に丁寧に対処していることは見事と思います。
 山梨でも、弁護士や精神科医、保健師などのネットワークがあるようですから、ぜひ北海道でもつくりたいのですが、とりあえずのとっかかりがありません。
 これは私自身が組織づくりが下手だからかもと、深く反省して帰ってきました。

 今回の旅はこんな様子です。
 じゃんじゃん。