全国安全センターの札幌総会が終わりました2011年11月28日 12:10

 だいぶ名刺交換したので、総会の関係者が読んでいるかもしれませんが、知るもんかい。
 札幌総会は26日(土)午後と27日午前でした。つまり11月は週末が3回つぶれましたので、結構疲れています。
 でもこの札幌総会は、6月から少しずつ準備してきたので、結構期待していました。
 まあ、一言で言うと、「安全おたく」の集まりですが、一般的な「安全おたく」、つまり企業の中で「安全衛生ならやつに聞け」というようなものではなくて、あくまでも被害者に寄り添って、同情して、戦うという戦闘的一匹狼です。だから、被害者になるまでは、あまり興味がないように見えました。
 これは決して批判ではありません。それしかやりようがない人たちが、一生懸命がんばっているので、大変参考にはなります。特に組織率の低い東京や関西では仕方ないのかもしれません。
 しかし私の進むべき道ではないなぁ、と感じました。そういうときっと彼らからは「日和見主義」と言われるでしょうが、私はよりたくさんの組織労働者にアプローチできると言うだけのちがいで、被害者となってしまった人たちの救済を軽視するわけではありません。
 しかし、それだけでは不十分と思うだけです。
 それにしても、連合の関係者や産別が見えないというのは、日本の労働運動としていかがなものかという気持ちを強くしました。自治労は北海道も各地も顔が見えましたが、特に日教組は全く見えませんでした。

 それで思い出しましたが、前にもかいた北教組の「時間外労働時間数」で、産業医面接レベルと言いましたが、当の北教組は「産業医面接は当局の管理強化につながるから反対」だそうです。変な理屈です。変な管理強化にならないようにするのが労働組合の役割なのに、そして、労働強化を放置するようなことには賛成できません。
 これは、明らかに「教育者」と「労働者」を一体化する「聖職論」です。90時間も100時間も時間外労働がある現場で、正常な教育がなされるとは考えられません。だから、労働者としてきちんと時間管理を徹底し、発達障害等で大変な現場に、少なくとも教育者として余裕ある対応が求められると思います。定員が足りないなら要求を連合北海道の全体化すればよいのです。
 まあ、「言うが安し・・・」とは思いますが、教育対策委員会ならそのような議論が似合うのではないかと思います。

 また話が戻りますが、札幌総会で「北海道におけるメンタルヘルスの取り組み」を30分報告しました。私の意図は「職場の被害者救済も大事だが、ストレスに弱い人(発達障害等の)の認識・理解と対処が求められる」というものでしたが、案の定、全国の議長(産業医)から「発達障害を提起するのはいいが、職場の軽視ではないか」という意味の質問を受けました。
 予想されたとおりでしたので、特に熱い議論にはしませんでしたが、終わってから、複数の人が「あんたの言うとおりだ。確かに“変な人”が職場にいていじめにあいやすい」という賛同のご意見もいただきましたので、あながち的外れではなかったと安堵しました。
 もちろん相当の抵抗があっても自説を曲げる気はありませんでしたが。・・・・・・あれ?やっぱり自分もアスペルガーっぽいのかな?
じゃんじゃん。