衆議院解散と総選挙で思うこと2012年11月16日 14:53

 今日、衆議院が解散され、ご承知の通りの日程で総選挙がおこなわれるようです。2009年に民主党が政権を担ってから3年以上たちました。途中の参議院選挙で逆転されてからは、苦しかったと思いますが、政権を担うと言うことの重さと、国の行く末、外交などで、官僚の壁を打ち破ることができなかったことは、率直に総括すべきだと思います。
 私にとっては、工藤仁美衆議院議員が比例単独で2009年に当選してから、様々なことを申し上げ、いろいろやっていただきましたが、それがもう終わると言うことが、実に残念です。
 工藤さんは、札幌パートユニオンの事務局長時代から、連合運動にも協力いただきましたが、非正規の代表、労働者の代表という姿勢を一つも崩すことなく、この3年数ヶ月を過ごしてこられたことに、深く敬意を表します。特に、厚生労働委員会で有期雇用や介護問題、メンタルヘルスなどを取り上げ、環境委員会ではアスベスト問題で全国センターと連携して、まあ、一種の「便利使い」であったかもしれませんが、気軽に何でも頼める議員でした。
 そうなんです、工藤さんがいないと、頼める議員がいなくなるんです。他の議員では、労働関係の課題について全て一から説明しないとならないから、こちらが疲れてしまいます。
 北海道には一番多いときで14人の衆議院議員と3人の参議院議員がいましたね。たしか。だけど、労働問題を相談したり、調査をお願いできる議員は、労働界出身である峰崎参議院議員と相原参議院議員くらいしかいないんです。工藤衆議院議員以外では。峰崎さんは降りたので、今は工藤さんと相原さんで、相原さんは来年が改選期です。私は相原さんをよく知りませんでしたので、今までお願いしたことはありません。
 こうしてみると、1区横路さんは外交と平和問題、2区三井さんは厚生のみで労働は×、3区荒井さんは農水(土木)、4区鉢呂は口ばっかりで季節労働問題もやってくれなかった、6区佐々木は農業、7区仲野は地元で評判が悪い腰痛持ち、8区逢坂は自治体行政、9区鳩山はあぶないぞ、10区小平は農業でも評判悪い、11区石川はよく知らない、12区松木はだれもやらないっていっている・・・
 やっぱり労働問題はだれもあてにできませんね。いったい何人生き残るのか。
 ひひ、で、じゃんじゃん。