負けおしみ へへ ― 2012年12月10日 12:16
12月16日が投票日であるが、情勢は「自民が単独過半数か?」らしい。つまり民主党の惨敗である。民主党はどこを歩いても「嘘ばかり言ってきた」と評判が悪いこと甚だしい。官僚支配しかり、普天間問題しかり、消費税増税しかり、子ども手当しかり、高速道路無料化しかり。
で、その結果、自民党の世の中に戻ることが国民の選択だとマスコミは言うが、ちょっと待て!近視眼すぎやしないか?
過去の衆議院総選挙をたどってみよう。
第40回(1993年、平成5年、宮沢内閣 嘘つき解散)は新進党や日本新党という自民党からの分派をめぐる政治改革が争点で、あおりを食ったのは当時の日本社会党(-66の70議席)だったが、この時自民党は分派の残りの223を守りきった。しかし、その後、自社さ政権となった。
第41回(1996年、平成8年、橋本内閣、第1回小選挙)は、消費税増税をかけ、政権の自社さと、新進党・民主党の政権選択となり、自民党と共産党が伸ばした。
第42回(2000年、平成12年、森内閣)のいわゆる神の国解散で、当時の政権は自公保。民主党が127議席(+32、自民は-38)に伸ばした。
第43回(2003年、平成15年、小泉内閣)では自由党が合流した民主党は177(+40)議席に伸ばしたが、自民党は-10で自公保体制を守った。
第44回(2005年、平成17年、小泉内閣、郵政解散)では、劇場型と言われる争点の1本化で、自民が300に迫る(+84)大勝利、民主党は113(-64)の劇的惨敗であった。
そして第45回(2009年、平成21年、麻生内閣)はご存知のとおり、小泉構造改革の批判と民主党への政権交代が実現された。民主党308(+193)、自民党119(-181)という結果であった。
ただし、前回の「自民惨敗」に関して考えると、民主党は当然ながら新人が143当選しており、いわばバブル状態であった。特にその新人の半分が比例当選であり、北海道でもあわや比例単独4人が全員当選しそうになった。仲野がドジ踏まなければ。
ではこの第46回衆議院総選挙ではどう考えたらいいかだが、民主党の本当の実力から言うと、120がアッパーだろうが、下手すると70くらいになって、とにかく寄せ集めだし、鳩山・小沢という求心力がなくなったから、解党してしまうかもしれない。
ぎりぎり100くらいだと、連立政権のありようによっては、政権に残る(自・民大連立)もありうるけど、こだわる場合じゃあない。
言いたいことは、とにかくマスコミの世論操作によって、国民のバッシング先が変われば、自か民か維新かの選択となるのだろう。維新は石原を表に出したから、あまり伸びないだろうな。思ったほど。「未来」はどうなるかわからない。
どちらにしろ、民主党は現職が200ちょいだから、100というと半減ということになるが、これで土俵際持ちこたえるかどうか。
私は、当時少数派だったけど、自社さ政権の肯定派で、自民党の復活を危惧する人たちは「絶対に間違い」と言っていたが、それより当時の民主党の「選別」の方が頭にきたからという単純な理由だった。今はやはり間違いだったとは思うけど、それが故に自民の復活がなったとも思えない。これも負け惜しみかもしれないが。
なんともやるせない情勢だけれど、もう一度やり直すしかないのだろうね。連合は政治方針で、「民主党基軸」と決めているから、これからそのまま行くのか、方向性を変えるのか、それによっては組織そのものが変化するかもしれない。
とにかく、背骨がしっかりしていないのは政党でも労働運動でも変化するか無くなるというのが、民主主義なのかね。
唯一見えないのは、この国の行方だね。じゃんじゃん。
で、その結果、自民党の世の中に戻ることが国民の選択だとマスコミは言うが、ちょっと待て!近視眼すぎやしないか?
過去の衆議院総選挙をたどってみよう。
第40回(1993年、平成5年、宮沢内閣 嘘つき解散)は新進党や日本新党という自民党からの分派をめぐる政治改革が争点で、あおりを食ったのは当時の日本社会党(-66の70議席)だったが、この時自民党は分派の残りの223を守りきった。しかし、その後、自社さ政権となった。
第41回(1996年、平成8年、橋本内閣、第1回小選挙)は、消費税増税をかけ、政権の自社さと、新進党・民主党の政権選択となり、自民党と共産党が伸ばした。
第42回(2000年、平成12年、森内閣)のいわゆる神の国解散で、当時の政権は自公保。民主党が127議席(+32、自民は-38)に伸ばした。
第43回(2003年、平成15年、小泉内閣)では自由党が合流した民主党は177(+40)議席に伸ばしたが、自民党は-10で自公保体制を守った。
第44回(2005年、平成17年、小泉内閣、郵政解散)では、劇場型と言われる争点の1本化で、自民が300に迫る(+84)大勝利、民主党は113(-64)の劇的惨敗であった。
そして第45回(2009年、平成21年、麻生内閣)はご存知のとおり、小泉構造改革の批判と民主党への政権交代が実現された。民主党308(+193)、自民党119(-181)という結果であった。
ただし、前回の「自民惨敗」に関して考えると、民主党は当然ながら新人が143当選しており、いわばバブル状態であった。特にその新人の半分が比例当選であり、北海道でもあわや比例単独4人が全員当選しそうになった。仲野がドジ踏まなければ。
ではこの第46回衆議院総選挙ではどう考えたらいいかだが、民主党の本当の実力から言うと、120がアッパーだろうが、下手すると70くらいになって、とにかく寄せ集めだし、鳩山・小沢という求心力がなくなったから、解党してしまうかもしれない。
ぎりぎり100くらいだと、連立政権のありようによっては、政権に残る(自・民大連立)もありうるけど、こだわる場合じゃあない。
言いたいことは、とにかくマスコミの世論操作によって、国民のバッシング先が変われば、自か民か維新かの選択となるのだろう。維新は石原を表に出したから、あまり伸びないだろうな。思ったほど。「未来」はどうなるかわからない。
どちらにしろ、民主党は現職が200ちょいだから、100というと半減ということになるが、これで土俵際持ちこたえるかどうか。
私は、当時少数派だったけど、自社さ政権の肯定派で、自民党の復活を危惧する人たちは「絶対に間違い」と言っていたが、それより当時の民主党の「選別」の方が頭にきたからという単純な理由だった。今はやはり間違いだったとは思うけど、それが故に自民の復活がなったとも思えない。これも負け惜しみかもしれないが。
なんともやるせない情勢だけれど、もう一度やり直すしかないのだろうね。連合は政治方針で、「民主党基軸」と決めているから、これからそのまま行くのか、方向性を変えるのか、それによっては組織そのものが変化するかもしれない。
とにかく、背骨がしっかりしていないのは政党でも労働運動でも変化するか無くなるというのが、民主主義なのかね。
唯一見えないのは、この国の行方だね。じゃんじゃん。
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