ためして、ガッテン!2014年03月28日 00:00

 NHKの番組をつれ合いから見るように命令され、自分は他のドラマを見たいもんだから、あとで報告するように言われました。我が家における力関係はこんな様子です。

 まず心臓病。
 オランダのDr.ベン・インホルズは、心臓病の相対危険度が13倍になるひとを発見する画期的な方法を開発しました。それは「アキレス腱」の太さをはかる方法でした。
 測定法は、丸いすに後ろ向きで足を乗せ、アキレス腱が下に湾曲していれば正常。盛り上がる、あるいは手でつまんで太さが2cm以上あれば、危険度が高いという方法です。
 これは、「家族性高コレステロール血症(FH)」という遺伝的要素が強い疾患の研究から、BMI(肥満度)が低くても心臓病になりやすい「体質」があること。その原因はLDL-C(悪玉コレステロールと言われるもの)の受容体(体内に取り入れる口)に異常があり取り入れにくいため、血中のLDL-Cが高濃度になりやすい。日本人には30~60万人いるそうですが、LDL-C血症患者の8.5%ですから、希な疾患ではないそうです。さらに、心筋梗塞患者の1割はこのFHだそうです。
 したがって、コレステロール値が高い人は、まずアキレス腱の太さを見ることから始めるべきなのですが、いままでは医師の中にもこの理解が無く、2012年の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」に初めて載ったと言うことですから、LDL-C値が高いひとは、まず自分でもやってみて、また、医者がそのことを何もしないなら、「アキレス腱を見ないのですか?」と聞いたらいいのです。
 ちなみに、アキレス腱は伸び縮みが激しいので、損傷を受けやすく、その損傷からコレステロールが侵入してたまると言うことでした。LDL-Cが180以上で家族に同じ疾患の方がいたら、要注意です。
 実は私も要注意で、今は服薬でLDL-Cは95くらいですが、母親が同じ疾患があります。くわばらくわばら。

 次は高血圧でした。カナダのマクマスター大学、Dr.フィリップ・ミラーが、握力計を使った簡単な方法で、血圧降下を実証したようです。
 血圧対策としては、減塩(血圧値-5)や有酸素運動(-4)などがありますが、この握力計運動では、-14という驚異的な結果となりました。
 その方法は至って簡単で、握力計を2分間だけ3割程度の力で握り、1分休む。これを右左2回ずつ繰り返すのですが、週3回程度でいいと言うことでした。
 番組では8人の実験者が4週間、握力計の代わりに大きめのタオルを丸め、指と指がくっつかない程度で同じく2分間握る、1分休むを繰り返したところ、8名中7名が血圧降下を見たと報告されていました。
 この原理は、握ることで腕周辺の血管がふさがり、血流が弱くなる。1分のインターバルではその血管が元に戻り血流が回復するという血流の変化が、血中のNO(一酸化窒素)の分泌を促し、NOが血管を柔らかくするということで説明されていました。
 血管の柔軟度はFDMという指数なのですが、正常値が6%。高血圧の人は1~2%で、今回の実験者の中にも、4週間後に6%の正常値になった人がいると言うから、驚きです。
 とても簡単ですから、誰でもすぐやれます。
 実は、私も高血圧でして、そんなにひどくないのですが、収縮時血圧が100行くときもあり、現在服薬中です。服薬すると120-80でいい感じですけど。

 三つ目は、認知症でした。フロリダ大学のDr.ジェニファー・スタンプスが、認知症患者の鼻の前にピーナツバターを近づけ、何センチから臭いがするかという実験をしたところ、正常な人は20センチくらいでしたが、認知症患者は10センチくらいまで近づけないと臭わないと言うことでした。特に左の鼻の嗅覚が落ちていたそうです。
 アルツハイマーなどの認知症は海馬の萎縮が先駆症状とされていますが、実はその前に嗅内皮質が萎縮して、嗅覚機能の低下がそれより先に始まると言うことらしいのですが、これはまだ完全に実証されたものではない段階らしく、「話題提供」と言うことでした。
 そういえば、たまに電車の中などで、年寄りが整髪料やオーデコロンのきつい臭いをさせている人がいますけれど、もしかしたら!
 わたしゃあ、そんなモンつけるほど髪がありゃせんがね。
 じゃんじゃん。