2週間のご無沙汰でした! ― 2011年05月24日 15:31
総会(25日)の準備等で忙しくて、間があいてしまいました。「書き込み少ないよ!」って声が聞こえそうですが、なにも反応がないのは「がっかり」でもあるのです。
明日の総会は、社団の解散とNPOの第1回で方針を決めることになっているのですが、それ以降、解散登記やら届けやらで、しばらく(まあ2~3日)は忙しくなりそうです。
総会の記念講演は全国安全センターの事務局長におこしいただいて、アスベストの経過と現状をあらためて学習したいと企画しました。
アスベスト問題は、潜伏期間が長い(30~40年)ため、これから患者が出てくるという「本番」を迎えることになります。しかし政府の対応は、「クボタ問題」で騒がれたときからの場当たり対応で、患者救済に及び腰です。だから、われわれが少し騒がなければならないですね。
この「政府の対応」という言葉は、今は民主党政府ですが、ほんの2年前からであって、それまでは自民党の超長期政権でしたから、「自民党の政府時代の」と、きちんと言うべきなのでしょうね。
ところで、この間、少し本を読みました。チカップ美恵子さんの「森と大地の言い伝え」と、星野仁彦さんの「発達障害に気づかない大人たち」です。
チカップさんの本は釧路アイヌのいわばドキュメンタリーで、大変おもしろかったのですが、その中で、春採湖入り口の(極めてローカル)低地を越えて、住吉町の方まで津波が行った記録があるというところは、よく考えると、太平洋からの津波が2~30mくらいなければ行かないから、大変なことが昔あった証拠だと思います。アイヌの人たちの伝承としてあるようです。
もう一つの「発達障害」は、最近のメンタル問題のベースとして、重要なことであると知らされました。
「発達障害」とは、脳の器質的なアンバランスが原因で、症状は投薬で改善するようですが、基本的に治らないようです。一生涯つきあうしかないということになりますが、「物が整理できない、忘れ物やミスが多い、約束を守れない、すぐキレる、空気が読めない」などの注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS コミュニケーション不全・興味の限局など)が代表的で、ともに子どもでは15%程度に見られるようですが、それが大人になっても変わらないことがままあるようです。いますよね、そんな人。
問題は本人やまわりが病気(精神障害)であることに気づかないことにあるようで、その結果、成功報酬感覚の経験がないため、うつ等のさらなる精神障害を併発することが多いのだそうです。つまりほめられた経験がほとんどないので、何でも下向きに考えやすいということでしょうか。
札幌から4回連続の「メンタル講座」の相談があって、私は「労災補償の基礎」と、「メンタルと労災(演習)」を担当することになりそうですが、この中にも、発達障害をテーマとして入れたいと思っています。
そんなこんなで、けっこう忙しいので、じゃんじゃん。
明日の総会は、社団の解散とNPOの第1回で方針を決めることになっているのですが、それ以降、解散登記やら届けやらで、しばらく(まあ2~3日)は忙しくなりそうです。
総会の記念講演は全国安全センターの事務局長におこしいただいて、アスベストの経過と現状をあらためて学習したいと企画しました。
アスベスト問題は、潜伏期間が長い(30~40年)ため、これから患者が出てくるという「本番」を迎えることになります。しかし政府の対応は、「クボタ問題」で騒がれたときからの場当たり対応で、患者救済に及び腰です。だから、われわれが少し騒がなければならないですね。
この「政府の対応」という言葉は、今は民主党政府ですが、ほんの2年前からであって、それまでは自民党の超長期政権でしたから、「自民党の政府時代の」と、きちんと言うべきなのでしょうね。
ところで、この間、少し本を読みました。チカップ美恵子さんの「森と大地の言い伝え」と、星野仁彦さんの「発達障害に気づかない大人たち」です。
チカップさんの本は釧路アイヌのいわばドキュメンタリーで、大変おもしろかったのですが、その中で、春採湖入り口の(極めてローカル)低地を越えて、住吉町の方まで津波が行った記録があるというところは、よく考えると、太平洋からの津波が2~30mくらいなければ行かないから、大変なことが昔あった証拠だと思います。アイヌの人たちの伝承としてあるようです。
もう一つの「発達障害」は、最近のメンタル問題のベースとして、重要なことであると知らされました。
「発達障害」とは、脳の器質的なアンバランスが原因で、症状は投薬で改善するようですが、基本的に治らないようです。一生涯つきあうしかないということになりますが、「物が整理できない、忘れ物やミスが多い、約束を守れない、すぐキレる、空気が読めない」などの注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS コミュニケーション不全・興味の限局など)が代表的で、ともに子どもでは15%程度に見られるようですが、それが大人になっても変わらないことがままあるようです。いますよね、そんな人。
問題は本人やまわりが病気(精神障害)であることに気づかないことにあるようで、その結果、成功報酬感覚の経験がないため、うつ等のさらなる精神障害を併発することが多いのだそうです。つまりほめられた経験がほとんどないので、何でも下向きに考えやすいということでしょうか。
札幌から4回連続の「メンタル講座」の相談があって、私は「労災補償の基礎」と、「メンタルと労災(演習)」を担当することになりそうですが、この中にも、発達障害をテーマとして入れたいと思っています。
そんなこんなで、けっこう忙しいので、じゃんじゃん。
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