新年はめでたいが、痛い!2014年01月07日 14:39

夏に来たときの写真
 2014年、平成26年も、無事迎えられました。
 全く久しぶりというか、もしかしたら初めてかもしれない、つれ合いと二人きりの正月でした。
 9日間の長い休みもあって、あっち行ったりこっち行ったりしたいと思いつつ、とにかく年末は、大掃除に明け暮れました。
 いままで、息子がいたり、犬が寝たきりだとかで、つれ合いは忙しかったので、大掃除はおおむね私の役でしたが、いまは、どちらもないのに、やっぱり大掃除は私の役割とばかりに、何もしないんでやんの。
 孫がくるからとかって言って、近くの子ども関係のショップに日参していました。
 5日から孫が来ました。少し大きくなっていましたから、またかわいくなっていたのですが、すっかり、騒がしくなって、私の居場所が無くなりました。しかたがないから、テレビもない、息子のいた部屋に行って、静かにしています。

 しかし、年が明けてからは、毎日雪かきでしたね。今年も排雪は業者にお願いしたのですが、暮れに1回来て持って行きましたが、それでもぜんぜんまに間に合わなくって、5日は4時間も雪運びしていました。
 今は、したがって、20センチくらいがまた来ても余裕で処理できる程度にあけてあります。

 ところが、年末近くなってくらいから、50肩になってしまって、ある方向に曲げると痛くてしかたありません。右腕が、肩からちょっと上にしか上がりません。SUICAを右尻のポケットに入れているので、改札で取り出すたびに「いてて・・」となります。かわいそう。
 60過ぎてから50肩とはこれイカにという気持ちですが、もしかすると、仕事のしすぎで頸肩腕かもしれませんね。
 そんなわけ無いか。
 今年もよろしくで、じゃんじゃん。

新年早々、ひどい集まり!とはこれいかに2014年01月08日 13:15

 昨日、親会社の新年交礼会でした。
 黙って聞いていましたが、政府自民党への批判のあり方が、例えば、Y代議士のように、靖国参拝に対する中韓の反応が「日本国民が先の戦争を総括していないからこういう反応になる」とのたまってました。戦後はまもなく70年です。50年前ならこれでも良かったかもしれませんが、この人はそれ以降、思考停止しているのでしょう。まあ先のない人だから、好きに言ってればいいけど、結構あちこちに呼ばれて、憲法問題で話しているみたいだから、思考停止のまん延にならないかと心配です。

 その新年会が終わって、いつもの通り、OBと専従者の交流新年会でしたが、そこでも、思考停止のオンパレードでした。現政権の「日本を取り戻す」スローガンの意味する「日本」とは「日本帝国主義」だという話に賛同者が多かったのです。特定秘密保護法やNSC、自衛隊の後方支援の拡大など「戦争ができる日本を作る」ことが目的であると言ってました。
 
 さてそこで、先の戦争は誰が主導した戦争なのか、そして今準備をしているというのは、いったい誰と戦争をするのか、何のために戦争をするのか、思考停止しないで、答えるべきです。
 私の答えは、「先の戦争」を総括すると、天皇の戦争責任が当然ながら出てきますし、この約70年間に国民が選択してきた「民主主義」の質が問われます。つまりそんなことを声高に言っていてもはじまらないと思います。
 また、「誰と」、「何のために」の説明で、中国の共産主義との戦いというのなら、一応の説明にはなるでしょう。私の賛否は別にして。中国の国民を自由主義に解放するために、人権を回復させるために、自由の戦士として、米国とともに、第2のベトナム戦争を戦うというのが、果たして今の政権の目的なのでしょうか。いわんや、帝国主義の再来などと粋がってみても、国民の同意は得られるのでしょうか。
 そんなレベルで批判していたら、まあ誰も相手にしないでしょう。
 それよりも、確実なことは、現政権の動きが目指すものは、産軍一体化による経済目的とみるのが一番正解に近いと思います。
 つまり、国内の軍需産業は原発産業と一体であり、原発に見通しがないとすれば、武器にシフトする。そのために、武器輸出三原則の撤廃と、約3兆円の世界武器市場に参画することを目指しているのではなかろうか。
 もちろん、原発市場の方が世界的には大きい。しかし、三菱重工のように廃炉原発の損害賠償をメーカーに求められることが定着したら、あまりにもリスクが大きい。
 その点、武器輸出は、どこかで内戦が起これば膨大な需要が見込めるし、リスクなんて無いに等しい。どんどん壊してくれればさらに売れるというわけ。
 どうだい?誰か議論しかけてこないかい?じゃんじゃん。

やっと、帰ったぜよ!2014年01月16日 15:20

 「来てうれし、帰ってうれし、孫かいな」
 11泊12日の娘と孫の滞在が終わりました。
 よくまあいろんなところに出かけていましたが、途中、カナダ在住の友達が帰省中で、娘が会いたいというから、上の方を半日だけ「じじ・ばば」で預かりました。
 近くの稲積公園でソリ遊びをしましたが、お姉ちゃんと一緒に滑ったとき、腰やら腕やら足やら、ギク!と来て、1回きりにしてもらって、あとはつれ合いと一緒にと言うことで頼みました。
 情け無い。
 よく考えると、子育ては、もう30年も前の話で、その頃は一緒にスキーをやったり、当然ゴルフもばんばんやっていたし、やはり若かったのですね。
 とにかく、4才と2才ですから、もうエネルギーのかたまりみたいで、うちの中を走り回る、おもちゃの取り合いでけんかする、眠くなったらぐずる、いや~まいりました。
 しかも途中で3連休があるモンだから、普段は仕事に行って離れられるけど、四六時中というのは、体力が持ちません。2階に避難して、なんとか上がってこないように祈ったのですが、「じいじ」と下から呼ばれると、「はいはい」と応えて、行かなければなりません。
 心底疲れました。
 でも、まあ、かわいいから、「また来てね」と言いました。

 1月は忙しいのです。20日は外部のセミナー参加、22日にアスベストPTを開催し、24日は石狩地協の討論集会に顔出しし、26~27日は函館、28日労災参与会と札幌市職の学習会。
 心の余裕というものが、失われています。はぁ~。
 2月の函館が終わったら、少しゆっくりしましょうね。
 だけど、15日は小樽だし、そろそろ総会準備もあるしって、結構忙しくしていますよ。じゃんじゃん。

アルツハイマー病をくい止めろ!2014年01月21日 15:11

 NHKスペシャル1月19日【アルツハイマー病をくい止めろ!▽認知症・驚異の予防術 まさか!?夢の新薬が…】の放送内容から

 認知症800万人時代。深刻なのがアルツハイマー病です。認知症に占める割合がおよそ7割と最も高く、近年発症者が急増していますが、未だに完治させる方法はありません。
 団塊の世代が、今後アルツハイマー病を発症する時代へと突入することになりますが、世界では今、アルツハイマー病の進行を食い止め予防する「予防的治療」に注目が集まっています。

 きっかけは、病が発症するまでに25年もの年月がかかることが、大規模な追跡調査から明らかになったことです。症状が出始めるはるか前から薬を投与して予防することができるようになるかもしれません。既に症状が出始めている場合でも、進行を食い止める新薬の開発が最終段階を迎えています。さらに運動不足や睡眠不足の解消が意外な効果を発揮することも分かってきました。
“宿命の病”から、“予防できる病”へ…。世界各地でアルツハイマー病に立ち向かう最先端の治療現場に迫りました。

■アルツハイマー病とは

 認知症の7割を占める病気です。脳の「海馬」が萎縮し、記憶力の低下が始まります。萎縮が進んでいくと記憶力の低下だけでなく、全身の機能低下も起こります。

■DIAN(ダイアン)研究

 アメリカ・ワシントン大学を中心としたドイツ、イギリス、オーストラリアが参加した国際研究で、遺伝により高い確率で発症する「家族性アルツハイマー病」の家族の協力を得て進められている研究です。ある家系では平均50才で17人中11人がアルツハイマーを発症しました。
 ※研究リーダー:ワシントン大学 ジョン・モリス教授
 300人以上の人が参加し、原因物質とされる「アミロイドβ」が25年前から増加が始まり、その後「タウ」や「海馬の萎縮」が起こることを明らかにしました。
 研究成果は2012年に発表され、今も新たな成果が発表されています。そして、発症予防のための予防薬の研究も始まりました。日本では、DIAN研究は行われていません(2014年1月18日現在)。
 この研究の結果、アルツハイマーは脳に「アミロイドβ」というタンパクの蓄積が関与していることがわかりました。しかもこの蓄積は発症の25年前からはじまっています。
 さらに、発症15年前からは、「タウ」というタンパクがシナプス内に蓄積し、シナプスを破壊します。タウの蓄積は海馬からはじまります。そのため海馬の萎縮がみられることになります。つまり、アミロイドβがシナプスを傷つけ、タウが破壊するというメカニズムです。
 ただ、アミロイドβは日中の活動で蓄積し、夜の睡眠時に脳から排出されますので、蓄積させないためには良好な睡眠が役に立ちます。

■開発中の薬

 「アミロイドβ」を標的にした薬(ガンテネルツマブ)と「タウ」を標的にした薬(LMTX)はどちらも「臨床試験」の段階です。効果と安全性が確認されて初めて認可され、一般に使用することができるようになります。2年後に結果が出ることになっています。

■MCI(軽度認知障害)を早期発見するには

 世界で2050年には1億5千万人がアルツハイマーにかかると推計されています。認知症はガンや心臓・脳疾患に比べ、介護等の社会的コストが一番高額になると見積もられています。したがっていま、先進国ではアルツハイマーを中心とする認知症のメカニズムと予防、治療が集中的に行われようとしています。
 日本では、MCIは現在400万人の患者がいると推計されています。65才以上では8人に1人です。このMCIは5年以内に50%が認知症を発症します。
 MCIの人の認知機能(特に記憶力)の低下は軽度で、殆どの人が「老化現象」だと思って放ってしまうレベルです。MCIかどうかを調べる方法の1つに「認知機能テスト」があります。受けたい場合は、以下のような方法があります。
・自治体 または、地域包括支援センターに相談
 近頃は、認知症予防・早期発見の重要性から「認知症検診」を行う自治体が増えてきています。
・病院の「もの忘れ外来」
 より専門的な検査を受けることができます。

●MCI早期発見テスト

 家族や友人など、だれかに採点してもらってください。
 まずは、次の3つの言葉を1回ずつ声にだして覚えて下さい。
   さくら うし じどうしゃ
 次に以下の質問に答えます。
【問題1】今年は平成何年ですか?
【問題2】きょうは何月ですか?
【問題3】きょうは何日ですか?
【問題4】きょうは何曜日ですか?
 先ほど覚えてもらった言葉を、3つ選んでください。
    うめ ねこ でんしゃ きく うし ひこうき さくら いぬ じどうしゃ

●国立長寿医療研究センターが開発した運動プログラム

 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発したプログラムは、有酸素運動をしながら、同時に脳に負荷をかけるプログラムです。運動により、BDNF(脳由来神経栄養因子)が海馬のニューロンを活性化させるため、この運動と計算などの組み合わせで、海馬の萎縮を止めるどころか、海馬を生長させるとみとめられるようです。
 MCI(軽度認知障害)の人を対象に、研究として1年間プログラムを実施してもらったところ記憶力の向上や海馬の萎縮を改善する効果が得られました。まだ研究として行っているため、一般向けには行われていません。
※国立長寿医療研究センター自立支援システム支援室・島田裕之室長

 有酸素運動をしながら、脳に負荷をかけるプログラムです。

【1】歩きながら引き算をする
 はじめは、例えば110から3ずつ引く引き算をしながらのウオーキングします。慣れてきたら7ずつ引くようにしたり、6と8を順番に引いたりして難しくしていきます。ウオーキングは10分程度、息が上がる程度の速さです。
【2】踏み台昇降をしながら、「脳を使う」
   ステップ台を使い踏み台昇降をします。
   その時に同時に脳を使います。
 ※1人で行う場合は、計算をしたり、野菜の名前をあげたりして脳を刺激します。
 ※2人以上で行う場合は、しりとりなど2人でできることをしましょう。
 単純なしりとりに慣れたら、2つ前の単語まで憶えて復唱するしりとりもあります。
    (例)「りんご、ゴリラ、ラッパ」→「ゴリラ、ラッパ、パパイヤ」
       →「ラッパ、パパイヤ、ヤギ」・・・
 慣れてきたら、運動の強度は「楽」から「ややきつい」で、いずれも「運動」と「脳に負荷を掛ける課題」を同時に行うことがポイントです。

 だってさ。くわばらくわばら!
 だけど、認知症の人って、本人は幸せだって言うけどね。じゃんじゃん。