「祈り」とはなにか ― 2015年03月13日 10:13
ほら、またわけわかんないこと言い始めた。
何も反応しないでおくから、こうなっちゃうんだよ。
「何でたらめこいてんだ」とか、「いい加減にせよ!」とか言わないから。いよいよオカルトの世界に行っちゃうんだよ。
なんちゃって。
脳科学者の中野信子さんが、「脳科学から見た「祈り」」という本を上梓されています。中野さんは、NHKBSの木曜日20:00からの「英雄たちの、なんたら」によくでていて、時々ピンズレのコメントを言わっしゃります。
それで、けっこうべっぴんです。
だからということもないのですが、有名?なホンとしては、「脳内麻薬」というのがあります。とにかく、脳科学者なのです。
で、この本は、まずびっくりしたのは、巻頭で「幸福感の見直しのための確かな指標となり得るのが脳科学だ」ときたもんだから、「ほぇー!ふむふむ」となったのでした。
脳の機能はいまだよく分からない部分が多いそうですが、fMRI(ファンクションMRI(機能的磁気共鳴画像法))によって、脳内の動きがリアルタイムで分かるようになり、大発見が相次いでいるそうです。
それは、「ミラーニューロン(共感細胞)」であり、「大人の脳神経も日々新しく生まれ変わっている」ということで、昔からよく「脳細胞は減る一方だから、酒飲みはどんどん痴呆に近くなる」と言われ続けてビクビクしてきたのは否定されてきたようです。ほっとしたでしょう?
このような脳科学の発展と新発見により、分かってきたことの一つに、「人間は一人では幸せになれない」と言うことで、脳自体が、他者との共生を大きく志向し、物理的な報酬よりも、「社会的報酬=ほめられる」を欲する器官だそうです。
その結果、人間は本能的に「利他的」であると言うことですが、そのキーワードが、「オキシトシン」という神経物質だそうです。
その利他的行為の一つが「祈り」で、また、利他的に祈らないとなんにもならないというのが、受けた感想の一つです。
「困ったときの神頼み」はだめだと言うことです。
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私はけっこう信心深い方で、「神仏はこの世のどこかで見守ってくれていて、困ったときには助けてくれる」と、ある程度、本当に思っていました。しかし、あることから、「やっぱりこの世に神も仏もないんだ」と気がつき、ではなぜ人は祈るのだろうかと思っていましたが、最近、仏教の本やこの本を読んで、「祈り」は人のためならずということがやっと理解できました。
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本に戻ります。
「祈り」にはポジティブとネガティブがあります。ネガティブの祈りは別名で「呪い」とも言いますけど。怒りや妬み、恐れや不安が原因です。
これが脳にはおお違いの影響になるそうで、ネガティブな祈りは脳に大きなストレスをもたらします。
なぜなら、脳自体が「向社会的行動(今の行動がいいか悪いかを自動的に判断する)」に調整されるからだそうです。ストレス物質の「コルチゾール」が分泌され、海馬を萎縮させることになります。ここら辺は一般的なストレスの仕組みと同じです。
一方、ポジティブな祈りは「ベータ・エンドルフィン」や「ドーパミン」、「オキシトシン」などの脳内快感物質を分泌します。つまり、ポジティブな祈りはこの脳内物質によって身体のバランスを良くするということです。免疫しかり、脳の活性化しかり、ということで、もう一度言います。「祈りは人のためならず」
またね、じゃんじゃん。
何も反応しないでおくから、こうなっちゃうんだよ。
「何でたらめこいてんだ」とか、「いい加減にせよ!」とか言わないから。いよいよオカルトの世界に行っちゃうんだよ。
なんちゃって。
脳科学者の中野信子さんが、「脳科学から見た「祈り」」という本を上梓されています。中野さんは、NHKBSの木曜日20:00からの「英雄たちの、なんたら」によくでていて、時々ピンズレのコメントを言わっしゃります。
それで、けっこうべっぴんです。
だからということもないのですが、有名?なホンとしては、「脳内麻薬」というのがあります。とにかく、脳科学者なのです。
で、この本は、まずびっくりしたのは、巻頭で「幸福感の見直しのための確かな指標となり得るのが脳科学だ」ときたもんだから、「ほぇー!ふむふむ」となったのでした。
脳の機能はいまだよく分からない部分が多いそうですが、fMRI(ファンクションMRI(機能的磁気共鳴画像法))によって、脳内の動きがリアルタイムで分かるようになり、大発見が相次いでいるそうです。
それは、「ミラーニューロン(共感細胞)」であり、「大人の脳神経も日々新しく生まれ変わっている」ということで、昔からよく「脳細胞は減る一方だから、酒飲みはどんどん痴呆に近くなる」と言われ続けてビクビクしてきたのは否定されてきたようです。ほっとしたでしょう?
このような脳科学の発展と新発見により、分かってきたことの一つに、「人間は一人では幸せになれない」と言うことで、脳自体が、他者との共生を大きく志向し、物理的な報酬よりも、「社会的報酬=ほめられる」を欲する器官だそうです。
その結果、人間は本能的に「利他的」であると言うことですが、そのキーワードが、「オキシトシン」という神経物質だそうです。
その利他的行為の一つが「祈り」で、また、利他的に祈らないとなんにもならないというのが、受けた感想の一つです。
「困ったときの神頼み」はだめだと言うことです。
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私はけっこう信心深い方で、「神仏はこの世のどこかで見守ってくれていて、困ったときには助けてくれる」と、ある程度、本当に思っていました。しかし、あることから、「やっぱりこの世に神も仏もないんだ」と気がつき、ではなぜ人は祈るのだろうかと思っていましたが、最近、仏教の本やこの本を読んで、「祈り」は人のためならずということがやっと理解できました。
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本に戻ります。
「祈り」にはポジティブとネガティブがあります。ネガティブの祈りは別名で「呪い」とも言いますけど。怒りや妬み、恐れや不安が原因です。
これが脳にはおお違いの影響になるそうで、ネガティブな祈りは脳に大きなストレスをもたらします。
なぜなら、脳自体が「向社会的行動(今の行動がいいか悪いかを自動的に判断する)」に調整されるからだそうです。ストレス物質の「コルチゾール」が分泌され、海馬を萎縮させることになります。ここら辺は一般的なストレスの仕組みと同じです。
一方、ポジティブな祈りは「ベータ・エンドルフィン」や「ドーパミン」、「オキシトシン」などの脳内快感物質を分泌します。つまり、ポジティブな祈りはこの脳内物質によって身体のバランスを良くするということです。免疫しかり、脳の活性化しかり、ということで、もう一度言います。「祈りは人のためならず」
またね、じゃんじゃん。
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