謹賀新年! ― 2010年01月04日 11:07
今年もよろしくお願いします。
しかし、コメントがピタッとなくなって、少し寂しい気もします。
正月は、今年も手稲神社に初詣をして、弟が父母のところにきていたので、顔を出した程度で、ほとんど家にいました。
雪があまり降らなかったので楽でしたが、2日の湿り雪には少し参りましたね。
1月の予定は、5日に新年交礼会で、9日に自治労の学習会があります。それと、安全センターのイベントの仕込みをしなければなりません。
2月1日にはいよいよ20年史のお披露目があります。
つまりそれ以外は毎日ヒマです。遊びに誘ってください。もっとも、寒いのはいやですけど。
ほくろうビルは、いつもの通り、長い休みの後はとても寒いのです。ぶるぶる震えながら、今日もまもなく昼寝の時間です。
だれか、新年会やりませんか?
しかし、コメントがピタッとなくなって、少し寂しい気もします。
正月は、今年も手稲神社に初詣をして、弟が父母のところにきていたので、顔を出した程度で、ほとんど家にいました。
雪があまり降らなかったので楽でしたが、2日の湿り雪には少し参りましたね。
1月の予定は、5日に新年交礼会で、9日に自治労の学習会があります。それと、安全センターのイベントの仕込みをしなければなりません。
2月1日にはいよいよ20年史のお披露目があります。
つまりそれ以外は毎日ヒマです。遊びに誘ってください。もっとも、寒いのはいやですけど。
ほくろうビルは、いつもの通り、長い休みの後はとても寒いのです。ぶるぶる震えながら、今日もまもなく昼寝の時間です。
だれか、新年会やりませんか?
鈴木 一さん ― 2010年01月06日 09:13
今日の道新ですが、札幌地域労組の鈴木一さんのことが大きく載ってました。
私は、鈴木さんの言っていることがよくわかります。やっていることについても全面的ではないですが、賛成します。
連合の時代となってから、物わかりのいい組織が表面に出てきました。それは今まで企業の中に埋没していたのですが、表舞台に立つようになりました。
まあそれで政権交代の一つの原動力にもなったとは思いますが。
一言で言うと、労使協調の意味あいでは「労側が使側に協調する」ことが横行するようになったと思います。
私は労使の良好な関係を否定はしませんが、それは、対等であることが前提であり、利害は常に一致するものではないと思います。
常に一致すると考える人たちの言動を見ていると、この新聞にあるように、「・・・・しかたがない」になってしまい、経済闘争オンリーになります。
言うならば、組織の目的自体が労働運動とはかけ離れていると言えば、言い過ぎでしょうか。
ひるがえって、鈴木一さんのように、敵対するだけでは事が済みません。相手を否定することは、わかりやすく、簡単ですが、私たちはその道を歩んでこなかったからです。
結論としては、北海道のローカルセンターがもっとしかりすべきだということになってしましますが。
私は、鈴木さんの言っていることがよくわかります。やっていることについても全面的ではないですが、賛成します。
連合の時代となってから、物わかりのいい組織が表面に出てきました。それは今まで企業の中に埋没していたのですが、表舞台に立つようになりました。
まあそれで政権交代の一つの原動力にもなったとは思いますが。
一言で言うと、労使協調の意味あいでは「労側が使側に協調する」ことが横行するようになったと思います。
私は労使の良好な関係を否定はしませんが、それは、対等であることが前提であり、利害は常に一致するものではないと思います。
常に一致すると考える人たちの言動を見ていると、この新聞にあるように、「・・・・しかたがない」になってしまい、経済闘争オンリーになります。
言うならば、組織の目的自体が労働運動とはかけ離れていると言えば、言い過ぎでしょうか。
ひるがえって、鈴木一さんのように、敵対するだけでは事が済みません。相手を否定することは、わかりやすく、簡単ですが、私たちはその道を歩んでこなかったからです。
結論としては、北海道のローカルセンターがもっとしかりすべきだということになってしましますが。
メンタルヘルス ― 2010年01月08日 08:55
この土曜日に自治労の春闘討論集会でメンタルの話をします。
メンタルの話は、昨年10月に函館で道南セイフティーネットワーク集会を開催し、そこで初めて話しました。
私の回りにも、もしかして私自身も一時は、メンタルに不調を抱えた人がいます。
心療内科の医師などの話は、いろいろな機会に聞くことがあると思いますが、それは、どのような人がなりやすいかであったり、どうしたら気づくか、治療はどのくらいの期間かかるか、そして、職場復帰のタイミングと方法、などになります。
北海道勤労者安全衛生センターでも、もう10年来この問題に取り組んでいますが、だいたいこのような話でした。
私が注目するのは2点あります。
一つは、自殺が12年連続3万人を超えていますが、98年から急激に増えたことの意味。つまり、非正規の拡大や成果主義の導入と関係があるのではないか。その結果職場がどうなったか。
二つ目は、労災の認定度・評価方法についてで、詳しくは次にしますが、労働安全衛生法に関わる改定は命と引き替えの歴史であることは周知の事実ですが、推定で1万人が職場環境を原因に自殺しているにもかかわらず、安衛法が抜本的に変化しないのは、労働行政の怠慢であると強く思っています。
それで、今回の土曜日の話では、職場における「言葉」と労災認定について、重点にするつもりです。
3月下旬には宗谷地方でも話をすることになりそうで、チャンスがあれば、いろんなところに出かけようと思っています。
メンタルの話は、昨年10月に函館で道南セイフティーネットワーク集会を開催し、そこで初めて話しました。
私の回りにも、もしかして私自身も一時は、メンタルに不調を抱えた人がいます。
心療内科の医師などの話は、いろいろな機会に聞くことがあると思いますが、それは、どのような人がなりやすいかであったり、どうしたら気づくか、治療はどのくらいの期間かかるか、そして、職場復帰のタイミングと方法、などになります。
北海道勤労者安全衛生センターでも、もう10年来この問題に取り組んでいますが、だいたいこのような話でした。
私が注目するのは2点あります。
一つは、自殺が12年連続3万人を超えていますが、98年から急激に増えたことの意味。つまり、非正規の拡大や成果主義の導入と関係があるのではないか。その結果職場がどうなったか。
二つ目は、労災の認定度・評価方法についてで、詳しくは次にしますが、労働安全衛生法に関わる改定は命と引き替えの歴史であることは周知の事実ですが、推定で1万人が職場環境を原因に自殺しているにもかかわらず、安衛法が抜本的に変化しないのは、労働行政の怠慢であると強く思っています。
それで、今回の土曜日の話では、職場における「言葉」と労災認定について、重点にするつもりです。
3月下旬には宗谷地方でも話をすることになりそうで、チャンスがあれば、いろんなところに出かけようと思っています。
メンタルの話 その続き ― 2010年01月12日 09:51
土曜日に自治労でメンタルの話をしました。
話し終わって気づいたことがあります。
「心療内科の医師などの話は、いろいろな機会に聞くことがあると思いますが」という前提で、連合の安全衛生や11次労災防止計画を導入に、病気の成り立ちと気付き、治療、職場復帰で気を付けることなどの話をしましたが、結構初めて話を聞く人が多かったのではなかろうか、しかし、身の回りにはメンタル不全の人がちらほらいるのではないか。このような状態のもとで、どうしたらいいのかわからないと言うことです。
案の定、質問が出て、職場の中にメンタル不全の人がいて、休むので職場は大変だ、定員も不足している。しかし本人は調子のいいときは結構にこにこしている。どのように組合員をなだめたらいいか。と、言うことでした。
私の返事は、職場の中から不幸にもメンタル不全が出たら、補充を求めることが労働組合の役割で、本人の状況はすれ違ったぐらいではわからない。家族の状況も含めた理解が必要だ。と答えたのですが、それもこれも、メンタル不全の原因が本人の資質で片付けられているから、このようなことになるので、しっかりと労災(公災)であることが認識されていないことが一番の問題です。
もし、職場で労災が発生し、手足が無くなった人が多少良くなって、道でであってにこにこしていたら、こんな感情はとても持てないでしょう。職場ではケガをした人が休むため、同じく他の人に荷重がかかっていてもです。
ところで、メンタルの労災認定はどうなっているのでしょうか。
年間約千件の申請があり、認定は約3割です。
労災全体では、年間12万件発生し、新規に受給する人は66万人ですが、不服審査が年間千数百ですから、一般的な労災は認定が相当高いと思っていいかもしれません。実数は厚生労働省のHPでもわかりませんでしたので、国会議員を通じて調べるつもりです。
それにしても、労働者の命って安く見られていませんか?しかも、自分が受けるかもしれない労災の保険料の半分は自分の給料から支払っているなんて、変だと思いませんか?ちなみに、労働基準法第8章では「第75条 労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかつた場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない。」となっています。
つづく・・・
話し終わって気づいたことがあります。
「心療内科の医師などの話は、いろいろな機会に聞くことがあると思いますが」という前提で、連合の安全衛生や11次労災防止計画を導入に、病気の成り立ちと気付き、治療、職場復帰で気を付けることなどの話をしましたが、結構初めて話を聞く人が多かったのではなかろうか、しかし、身の回りにはメンタル不全の人がちらほらいるのではないか。このような状態のもとで、どうしたらいいのかわからないと言うことです。
案の定、質問が出て、職場の中にメンタル不全の人がいて、休むので職場は大変だ、定員も不足している。しかし本人は調子のいいときは結構にこにこしている。どのように組合員をなだめたらいいか。と、言うことでした。
私の返事は、職場の中から不幸にもメンタル不全が出たら、補充を求めることが労働組合の役割で、本人の状況はすれ違ったぐらいではわからない。家族の状況も含めた理解が必要だ。と答えたのですが、それもこれも、メンタル不全の原因が本人の資質で片付けられているから、このようなことになるので、しっかりと労災(公災)であることが認識されていないことが一番の問題です。
もし、職場で労災が発生し、手足が無くなった人が多少良くなって、道でであってにこにこしていたら、こんな感情はとても持てないでしょう。職場ではケガをした人が休むため、同じく他の人に荷重がかかっていてもです。
ところで、メンタルの労災認定はどうなっているのでしょうか。
年間約千件の申請があり、認定は約3割です。
労災全体では、年間12万件発生し、新規に受給する人は66万人ですが、不服審査が年間千数百ですから、一般的な労災は認定が相当高いと思っていいかもしれません。実数は厚生労働省のHPでもわかりませんでしたので、国会議員を通じて調べるつもりです。
それにしても、労働者の命って安く見られていませんか?しかも、自分が受けるかもしれない労災の保険料の半分は自分の給料から支払っているなんて、変だと思いませんか?ちなみに、労働基準法第8章では「第75条 労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかつた場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない。」となっています。
つづく・・・
宮本太郎教授の「生活保障」(岩波新書) ― 2010年01月21日 16:46
メンタルの続き・・・から今回は外れます。
ある人から進められて、北大教授の宮本太郎先生が書かれた「生活保障」という岩波新書を買いました。
先日新川のコーチャンフォウに行ったら、在庫がありませんでしたが、昨日、札幌駅前の紀伊国屋で手に入れました。
宮本先生は比較政治、福祉政策を専門にされていて、スウェーデンに長くおられた方で、何回かお会いして話をさせていただきました。
特に、連合の公共サービスと公務員制度についてまとまられた折りには、集会でお話もうかがいましたが、政治・行政システムの山口二郎、社会制度の宮本といいコンビでお付き合いさせていただいています。
まだこの本は前書きを読んだ程度ですが、「ほ~」というところがいろいろありそうで楽しみです。
ただ、この手の本は、是非、労働経済学者が書いた方がと思っていたもので、そのへんを注目しながら読みたいと思います。
だけど、最近は、読む時間があるんだけど、集中力が長続きしないので、時間がかかるかもしれませんねぇ。
やっぱり、うつの傾向があるのかなぁ~。
ある人から進められて、北大教授の宮本太郎先生が書かれた「生活保障」という岩波新書を買いました。
先日新川のコーチャンフォウに行ったら、在庫がありませんでしたが、昨日、札幌駅前の紀伊国屋で手に入れました。
宮本先生は比較政治、福祉政策を専門にされていて、スウェーデンに長くおられた方で、何回かお会いして話をさせていただきました。
特に、連合の公共サービスと公務員制度についてまとまられた折りには、集会でお話もうかがいましたが、政治・行政システムの山口二郎、社会制度の宮本といいコンビでお付き合いさせていただいています。
まだこの本は前書きを読んだ程度ですが、「ほ~」というところがいろいろありそうで楽しみです。
ただ、この手の本は、是非、労働経済学者が書いた方がと思っていたもので、そのへんを注目しながら読みたいと思います。
だけど、最近は、読む時間があるんだけど、集中力が長続きしないので、時間がかかるかもしれませんねぇ。
やっぱり、うつの傾向があるのかなぁ~。
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